空気清浄機と言って手に入れたPS5
台湾に住む1人の男性は、現在世界中で大ヒットとなっているPS5を中古で手に入れることができたという。購入前に出品者に電話で問い合わせたところ、電話からは女性の声が。話してみると、なんだかその人物はゲームをするようなタイプとは思えなかったそうだけれど、PS５をかなり熱心に売りたい様子だったという。
なぜそんな人物が最新のPS5を持っているんだ？という疑問を持ちつつ、男性が商品を受け取るために待ち合わせ場所に向かったところ、そこには1人の中年男性が立っていた。この中年男性はゲーム好きであることが分かったため、PS5を2つ手に入れられたから売りたいのかと購入者の男性が聞いてみたところ、少しの沈黙の後にある事実が判明した。
この中年男性は、PS5を空気清浄機だと偽って購入したものの、その嘘がバレてしまって男性の妻によって売りに出されていた！
※写真はイメージです。
PS5といえば、その大きさと外見から、日本でも発売時には「空気清浄機」という言葉がツイッターでトレンド入りするという珍事が起こったほど。その印象を抱くのはどの国の人にとっても同じだったよう、しかし最初はごまかせても、バレてしまうのは時間の問題だった。手に入れることが出来た激レアのPS5を自ら待ち合わせ場所に行って引き渡さなくてはならず、しかもその価格は激安だったそうで、売り払った男性の気持ちを思うと少し切なくなってしまうこの出来事。
一方で、転売屋ではない人物から安くPS5を買い取れた男性にとっては、超ラッキーな出来事となった。
PS5が人気すぎて様々な事件が発生中
超人気となっているPS5に関しては、世界各国で様々な事件が起こっている。イギリス在住のジャーナリスト、ベックス・エイプリル・メイは、PS5をアマゾンで購入したところ、なぜか電気フライヤーが届くという事態に。さらにベックスが自身のツイッターでアンケートを実施したところ、508人もの人が購入したはずのPS5が届いていないと回答し、そのうちの約半数が、まったく関係のない商品が送られてきたとしている。
また、PS5の強奪も発生している。これはPS5だけを目的としたものではないけれど、新型コロナウイルスの影響でオンラインショッピングをする人が増加したことや、クリスマス前で高価な商品を購入する人が増えていることで、運送中のトラックが車数台に囲まれ、車からトラックに乗り移って荷物を奪うという、映画『ワイルド・スピード』シリーズを彷彿とさせる犯罪がイギリスで頻発しており、警察が警鐘を鳴らしている。（フロントロウ編集部）
