テイラー・スウィフトが「結婚」を匂わせ?
7月にリリースした8作目のアルバム『フォークロア(Folklore)』から5ヶ月を待たずして、9作目となるアルバム『エヴァーモア(evermore)』を日本時間の12月11日にリリースすることをアナウンスしたシンガーのテイラー・スウィフト。
2020年内に最も高いセールスを記録したアルバムとなった『フォークロア』の幻想的で優美な世界観を受け継ぐ“姉妹アルバム”である『エヴァーモア』は、『フォークロア』で一緒に楽曲制作を行ったミュージシャンたちが再集結。通常盤には15曲、ボーナス盤には17曲が収められる同作には、テイラーの長年の友人である3姉妹から成るポップ・ロックバンド、ハイム(HAIM)とコラボした「no body, no crime(ノー・ボディ、ノー・クライム)」という“完全犯罪”を連想させる楽曲も含まれる。
『エヴァーモア』には、「ウィリアム・バウリー」の偽名で『フォークロア』の収録曲2曲の制作に携わったテイラーの4年来の恋人で、映画『ハリエット』などへの出演で知られる俳優のジョー・アルウィンも関わっている。
『エヴァーモア』のリリース告知を行なったツイッターとインスタグラムへの投稿で、ジョーの制作参加を「ウィリアム・バウリー」のイニシャルである「WB」を添えて報告したテイラーだが、テイラーの投稿には、もう1つ、ジョーにまつわる“重大なヒント”が秘められていたのではないかとファンたちがウワサしている。
「花嫁にしか見えない」
『エヴァーモア』のリリースと同時に、収録曲「willow(ウィロー)」のミュージックビデオを公開するテイラー。同作のワンシーンとみられる1枚の写真を公開したのだが、そこに写ったオフホワイトのドレス姿のテイラーが「花嫁にしか見えない」と騒ぎになっている。
「ウェディングドレスにしか見えない」と話題になっているシルクとレースがミックスされたこのドレスは、オーストラリア発のブランド、Zimmerman(ジマーマン)のもので、アメリカでは定価2,650ドル(約27万6000円)で販売されているもの。頭には、花々を象った可憐なヘアバンドが装着されており、ベールではないが、確かに花嫁姿に見えなくもない。
これまでかなり巧妙な方法で「イースターエッグ」と呼ばれるプライベートや作品に関する隠しヒントを忍ばせてきたテイラーが、こんなド直球な方法でジョーとの結婚、もしくは婚約という重大なお知らせを投下するとは考えにくい気もする。しかし、一部のファンたちは、「これはもう、テイラーは既婚者っていうことでいいんだよね?ウェディングドレスを着てるし!」、「これはブライダル写真のように見えるけど?」と、テイラーが極秘にジョーと結婚したのではないかと予想している。
CAN WE FINALLY ADMIT TAYLOR IS A MARRIED WOMAN?? shes literally in a wedding dress!!! pic.twitter.com/tGeuFu8S0C
— Annabella|| evermore supremacy ACAB (@annabellamci) December 10, 2020
this looks like a bridal photo to me, hmm tay tay?? is you married bestie?? #evermore @taylorswift13 pic.twitter.com/omh9MPDnmS
— Lady Thotiana (@LadyThotiana) December 10, 2020
真相は、「willow」のMV、もしくは『エヴァーモア』の収録曲の中で明かされるのか、それとも?
これまでに何度も婚約や結婚がウワサされてきたテイラーとジョーだが、テイラーは、12月上旬に公開された米Entertainment Weeklyとのインタビューで、ジョーについて言及した際、彼のことを「ボーイフレンド」と呼んでいた。「フィアンセ」や「夫」といった呼び方はしなかったことで、2人が婚約した、もしくは、結婚しているという可能性は低いのではないかとみられているけれど…。
楽曲「willow」の匂わせが判明
『エヴァーモア』のリリースに関しても、『フォークロア』に続き、完全なるサプライズを決行したテイラー。
でも、現時点で公開されているトラックリストの一番最初の曲である「willow」については、11月23日にSNSに投稿した「not a lot going on at the moment(今はとくに何も起こっていない)」というメッセージが添えられた白黒の写真に、ものすごくわかりにくいヒントを隠していた。
ソファーの右側のランプの上に飾られた額入りの絵の1つには「willow=柳(ヤナギ)」が描かれている。(フロントロウ編集部)