『ホーム・アローン』の撮影は、実際に人が住んでいる家で撮影されていた。当時家に住んでいた住民の経験談が豪華。(フロントロウ編集部)

クリスマスの名作『ホーム・アローン』

 今年もクリスマスがやってくる。となれば、映画『ホーム・アローン』を見なきゃ! そんな気分になるほど今なお愛され続けている1990年の映画『ホーム・アローン』は、世界一有名な子役だったといっても過言ではないマコーレー・カルキンの代表作。

 家族旅行に出かけるはずが、アメリカのシカゴにある家に1人置いていかれてしまったケビンは、家を狙う泥棒2人にイタズラを仕掛けまくって対決する。可愛らしいケビンとおバカな泥棒コンビが繰り広げるドタバタコメディは、いつ見ても飽きない。

画像: Ⓒ20TH CENTURY FOX / Album/Newscom

Ⓒ20TH CENTURY FOX / Album/Newscom

『ホーム・アローン』の撮影は実際の住宅で

 そんな『ホーム・アローン』だけれど、なんと、実際に人が住む家で撮影されていた! あの大がかりな数々のイタズラシーンの撮影では、家が傷つかないかと不安になってしまうけれど、さらにその撮影は4、5ヵ月かかったというから驚き。当時6歳だったという住民のローラが、イギリスの朝の情報番組『This Morning(原題)』で明かしたところによると、撮影期間中はローラの家族も気を使っていたという。

 「ほとんどずっと家にいたの。4ヵ月から5ヵ月くらいかな。画面に映らないために、部屋の窓から窓にはって行ってたよ」

 画面に映らないためにということは、カメラが回っている時にも移動していたのだろうか。となれば、音を立てないようにも気を使わなければならない。あのドタバタ劇の後ろでは、一般の人々が隠れて生活していたと考えると、それもなかなか面白い。

マコーレーやキーランは休憩中に何をしていた?

 また、ローラはまだ6歳だったということは、マコーレーや、マコーレーの実の弟であり、『ホーム・アローン』と『ホーム・アローン2』でケビンの従弟を演じたキーラン・カルキンも年が近かったということ。それが理由かどうかは分からないけれど、マコーレーとキーランは、ローラの部屋で過ごすことも多かったという。

画像: 『ホーム・アローン2』の撮影現場でのマコーレーとキーラン。

『ホーム・アローン2』の撮影現場でのマコーレーとキーラン。

 「(俳優たちは)自分のシーンを撮影していない時も、家の中で過ごしてたかな。マコーレー・カルキンは私の部屋で先生と勉強していて、彼の弟はそこまで撮影がなかったから、私の部屋で遊んでた」

 そんな思い出の家だけれど、ローラの両親は2012年に家を売却したそう。ローラは今でも同じエリアに住んでいるそうだけれど、『ホーム・アローン』の家に戻るのは気持ち的に少し難しいという切ない思いも明かした。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.