ラッパーのカーディ・Bの夫でヒップホップグループ「ミーゴス」のオフセットが、新型コロナウイルスのワクチンが一般的に普及しても「接種するつもりはない」とコメント。そのワケとは?(フロントロウ編集部)

オフセットが新型コロナのワクチンに疑念を抱く

 自由奔放な言動で多くのファンを獲得する売れっ子ラッパーのカーディ・Bを妻に持つオフセットが、今後、新型コロナウイルスのワクチンが一般的に普及しても自分は「接種するつもりはない」と米TMZの取材で語った。

画像: オフセットが新型コロナのワクチンに疑念を抱く

 新型コロナウイルスのワクチンをめぐっては、米製薬大手ファイザーや英製薬大手アストラゼネカなど、複数の企業が開発に成功し、近いうちにアメリカやイギリス、日本にも供給されることが明らかにされているが、緊急事態ということもあって臨床試験(治験)の期間が通常と比べて短いことから、ワクチンの性能や副作用を心配する声も少なくない。

 オフセットもワクチンの安全性に疑問を感じているようで、「(ワクチンを)信用できない」と言うと、続けて一部の治験参加者に副作用が出たというニュースや、アメリカ政府が黒人を冷遇していることなどを理由に、“実験台にはなりたくない”と率直な思いを打ち明けた。

『ブラックパンサー』俳優がワクチンに苦言を呈して炎上

 “100%副作用がない”と言い切れない以上、オフセットのようにワクチンを接種することに不安を感じる人が出てくるのはしょうがないことだが、一般人と違ってセレブの発言は影響力も大きいため、最近では、映画『ブラックパンサー』で主人公のティ・チャラ/ブラックパンサーの妹シュリを演じた俳優のレティーシャ・ライトが、新型コロナウイルスのワクチンの安全性に疑問を呈する内容の動画をSNSでシェアして大炎上するという出来事があった。

画像: 『ブラックパンサー』俳優がワクチンに苦言を呈して炎上

 レティーシャの場合は、シェアした動画に新型コロナウイルスの発生源とされる中国に対する非難や、地球温暖化への懐疑論が含まれていたことなどが問題の根底にあるものの、映画『アベンジャーズ』シリーズで共演した俳優のドン・チードルからも、「(あの動画は)とてつもないゴミだ」「だからといって彼女(レティーシャ)のことを見捨てるつもりはないが、あの動画をアップするような人間を擁護することはできない」と痛烈に批判されてしまった。

 その後、レティーシャは自身のSNSを通じて、「誰かを傷つけるつもりはありませんでした。あの動画を投稿したのは、ワクチンに一体何が含まれていて、私たちは何を体内に入れようとしているのかが心配だったからです。それ以外の意図はありません」と謝罪。しかし、バッシングが一向に収まる気配がないことから、ツイッターとインスタグラムの両方を削除した。(フロントロウ編集部)

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