メイク崩れの原因となる、おでこから鼻まわりにかけてのTゾーンのテカり。この気になるテカりを改善して、メイクがヨレにくい肌をつくるスキンケアの秘訣を皮膚科医が明かした。(フロントロウ編集部)

テカりにくい肌に近づけるスキンケア術

 メイクが崩れやすいパーツといえば、テカりやすい鼻やおでこだけれど、Tゾーンはもともと顔の中でとくに皮脂の分泌が多く、テカりやすいのだという。そんなTゾーンのテカりを抑えるには、皮脂崩れを防ぐプライマーなどメイクでテカりをブロックするのが定番だけれど、スキンケアで根本から改善することも大切。

画像: テカりにくい肌に近づけるスキンケア術

 Tゾーンのテカりを改善するスキンケアとはどんなものなのか、皮膚科医がオススメするスキンケアをご紹介。

緑茶成分やナイアシンアミドで皮脂をコントロール

 テカりにくい肌に近づくために皮膚科医がオススメしたのは、緑茶成分やナイアシンアミドが配合されたスキンケア製品。

画像: 緑茶成分やナイアシンアミドで皮脂をコントロール

 NYの皮膚科医院「オンティエール・ダーマトロジー」の創設者で皮膚科医のメリッサ・カンチャナプーミ・レビン医師は、「緑茶成分とナイアシンアミドには、皮脂をコントロールする働きがあるというデータが報告されている」とMind body greenにコメント。この成分がテカりの原因になる皮脂の過剰な分泌を抑えて、肌がテカりにくくなるのだという。

 そして、レビン医師がこの2つの成分を勧めるもうひとつの理由は、保湿力も優れているから。緑茶成分には肌にうるおいを与える働き、ナイアシンアミドにはバリア機能を高める働きがあるため、皮脂の分泌を抑えてテカりにくい肌へと導きながらも、頬などのカサつきも予防してくれるという。

定期的なピーリングで皮脂&角質をオフ

 毛穴や肌の表面に余分な皮脂や古い角質が残っていることがテカりの原因になることも。そんなテカりには、定期的にピーリングを取り入れることが重要。

画像: 定期的なピーリングで皮脂&角質をオフ

 イエール大学医学部准教授で皮膚科医のモナ・ゴハラ医師は、「テカりのレベルが深刻だと感じる場合はBHA、深刻ではないがテカりが気になる場合や肌が敏感な場合はAHAのピーリングを選ぶといい」とアドバイスした。ただし、ピーリング直後は肌が乾燥しやすくなるため、化粧水や乳液、クリームで保湿することもお忘れなく

保湿ケアは適量を守って

 テカりを改善するためには、毎日の保湿ケアはとても大切。米ペンシルベニア州フィラデルフィアの皮膚科医であるミケーレ・ファーバー医師は、肌のタイプや悩みに関係なく、保湿することは絶対に怠ってはいけないと断言。とはいえ、クリームや乳液をたくさん塗ればいいというわけではなく、その量にも注意が必要だという。

画像: 保湿ケアは適量を守って

 ファーバー医師によると、肌が吸収できるスキンケア製品の量には限りがあるため、塗りすぎることで肌表面のうるおいも一緒に蒸発してしまうのだという。そうすることで肌が乾燥するだけでなく、同時に肌の乾燥を補おうと余分な皮脂が分泌されることでテカりにもつながり、保湿しているのにテカりも乾燥も悪化してしまう。クリームや乳液を使う際は、製品ごとに推奨されている量を守るなど、適度な量を取り入れることを心がけて。

 テカらない肌をつくっていく皮膚科医のスキンケア。美肌につながる方法ばかりなので、ぜひスキンケアの参考にしてみて。(フロントロウ編集部)

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