クリスマスシーズンが近づくと、人々を悩ませる「面倒くさい伝統」を巧みに回避する方法が画期的だと拍手喝采。(フロントロウ編集部)

海外の親たちを悩ませる「面倒くさい伝統」

 アメリカやイギリスの家庭で受け継がれているクリスマスの伝統「エルフ・オン・ザ・シェルフ(棚の上のエルフ)」。日本でも、聞いたことがある、もしくはすでに取り入れているという家庭もあるかもしれない。

 「エルフ」とは、サンタクロースの補佐をする可愛らしい小さな妖精たちのことで、12月になると、サンタさんの“スパイ”として子供たちの家にやってくる。

 エルフは、棚の上はもちろん、壁に飾られた額の上や、ティッシュ箱のなか、食器棚に並ぶグラスの中など毎日居場所を変えて、子供たちがちゃんといい子にしているか“偵察”を行なっているのだが、時には、テーブルにあったお菓子をつまみ食いしたり、小麦粉をばらまいて雪遊びをしたり、洗面所で歯磨き粉を絞り出してメッセージを残したりと、イタズラをはたらくことも…。

 親たちは、12月1日からクリスマスイブまで、子供たちが寝静まった後にせっせとエルフの次の日の居場所やイタズラを考え、セッティング。最初は楽しくてノリノリで取り組むけれど、3週間以上も毎日続けるのは、なかなか骨の折れる作業。

 しかも子供が大きくなってくると、毎年のことなので、さすがにそろそろネタ切れで、“エルフ疲れ”してしまう親たちも多い。

 そこで、アメリカ在住のあるママが考え出したのが、新型コロナウイルスの世界的蔓延による自己隔離のルールをうまく応用した、エルフを透明な密封容器の中に14日間隔離してしまうという方法。

画像: ©️Hilary Soria / Facebook

©️Hilary Soria / Facebook

 これなら、子供たちに怪しまれることなく、2週間もエルフの配置換えをサボることができる!

 もちろん、隔離明けは、あの手この手で工夫し、子供たちを楽しませてフォローすべきだけれど、考案者がこの画期的な方法をFacebookでシェアすると、たちまち海外の両親たちから「天才的!」「うちも絶対こうする!」と大反響となった。

 考案者の作品のように、エルフにマスクを装着させたり、ハンドサニタイザー(手指消毒ジェル)やパンデミックの序盤に世界中でパニック買いが起こったトイレットペーパーを抱えさせると、より遊び心が出せる。


あのセレブママも早速取り入れる

 エルフを隔離するという思い切った方法は、セレブたちの耳にも届いているようで、ラッパーのカニエ・ウエストとの間に4人の子供がいるリアリティスターのキム・カーダシアンも早速取り入れていた。

画像: あのセレブママも早速取り入れる

 「4人分のエルフを毎晩動かすのを忘れちゃうから」と説明しながらキムが公開した隔離中のエルフたち。14日間は長すぎると感じたためか、隔離期間は10日間に設定していた。

画像: ©️Kim Kardashian / Instagram

©️Kim Kardashian / Instagram

 もともとは、作家のキャロル・エヴァーソールドが娘たちとのクリスマスの伝統を描いた絵本『The Elf on the Shelf: A Christmas Tradition (エルフ・オン・ザ・シェルフ:ア・クリスマス・トラディション』を2005年に出版したことがきっかけで、アメリカから世界へと広がったエルフ・オン・ザ・シェルフ。

 2020年のホリデーシーズンは、新型コロナウイルスの影響により、人々が自宅で楽しめるアクティビティを求めていることもあり、エルフ・オン・ザ・シェルフは例年にも増して人気に。絵本とエルフがセットになった公式商品が各書店で完売続出したほか、欧米のNetflixでは、オリジナルアニメ映画が公開され好評となっている。

 始まってからまだ15年の比較的新しい伝統だけれど、親たちが考える仕掛けには、その年の出来事が反映されたものがたくさん。2020年は、パンデミック関連のセッティングが続々生まれたけれど、これからも時代を映し出す鏡の1つとして進化していきそう。

(フロントロウ編集部)

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