『ザ・ボーイズ』が、ザ・ボーイズのファンと、セブンのファンに別々にメッセージ。その内容の落差に、むしろ喜ぶファンが続出。(フロントロウ編集部)

『ザ・ボーイズ』よりファンへメッセージ

 様々な動画ストリーミングサービスが盛り上がるなか、Amazonプライム・ドラマのオリジナルシリーズで大ヒットを記録しているのが、『ザ・ボーイズ』。200人以上のスーパーヒーローが営利企業であるヴォート社に管理され、ヒーローのなかでもとくに人気の7名は、“セブン”として活躍する。しかしヴォート社もヒーローたちも“腐敗”しており、セクハラやパワハラはもちろんのこと、人の命を犠牲にするような出来事まで発生している。そんなヴォート社やセブンに、超能力を持たないグループ"ザ・ボーイズ"が挑む。

 撮影裏でのキャストたち。

 現在はシーズン2までが配信されており、シーズン3の制作も決定している『ザ・ボーイズ』は先日、公式ツイッターで「スペシャルメッセージ」と題して投稿。ツイートには2つの画像が添付されており、左には「ボーイズのファンはここをタップ」、右には「セブンのファンはここをタップ」と書かれている。指示通りタップすると画像はじつはかなり長細いことが明らかになり、ボーイズのファンに向けた画像の下にこんな文字が。

 「みんなを愛してるよ」

 そしてセブンのファンに向けた画像の下には、なんとなく察しがつくかもしれないけれど、こんな文字が…。

 「ファック・ユー」

 こちらはメッセージというより、放送禁止用語を用いた完全なる罵倒だけれど、2つのメッセージの落差と、セブンのファンにドストレートな罵倒を投げつける『ザ・ボーイズ』らしい態度に、ファンも怒るどころか歓喜。また、アメリカでは『ザ・ボーイズ』のグッズに「ファック・スーパーヒーロー!(F**K SUPES!)」と書かれることが多く、それもあり、『ザ・ボーイズ』公式アカウントからのメッセージを楽しんだ。

 このツイートには多くの反応があり、Amazonプライム・ビデオの公式アカウントもコメント。福原かれん演じるキミコ、エリン・モリアーティ演じるスターライト、ドミニク・マケリゴット演じるクイーン・メイヴが集まった“あのシーン”のGIF画像とともに、「この女性たちのファンはどこをクリックしたら良いの?」と、シーズン2を経て、ザ・ボーイズにもセブンにも好きなキャラクターがいるファンの意見を代弁した。

 そのほかにも、セブンのリーダで外道だけれど人気も高いホームランダーのファンからは「チーム・ホームランダーは永遠だよ!」といった声も。一方で、「待って、セブンにファンっているの?(笑)」というコメントも寄せられた。(フロントロウ編集部)

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