マーベルMCUの『Ant-Manand the Wasp: Quantumania(アントマン&ワスプ:クアントゥマニア)』で、キャシー・ラング役が交代。『アベンジャーズ/エンドゲーム』のエマ・ファーマンがファンにメッセージを送った。(フロントロウ編集部)

『アントマン3』のキャシー・ラング

 現地時間12月10日行なわれたDisney Investor Dayでは、『スター・ウォーズ』シリーズやMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品など、今後のディズニー作品についての新情報が大量に発表され、ファンが歓喜しつつもてんやわんやになったほどだった。

 そのなかで、MCU映画『アントマン』の3作目である『Ant-Man and the Wasp: Quantumania(アントマン&ワスプ:クアントゥマニア)』について、こんな情報が発表された。

「ペイトン・リードが、3作目の『アントマン』である『アントマン&ワスプ:クアントゥマニア』をふたたび監督。ポール・ラッド、エヴァンジェリン・リリー、マイケル・ダグラス、ミシェル・ファイファーは全員戻ってくる。キャスリン・ニュートンがキャシー・ラング、ジョナサン・メジャースが征服者カーンとして加わる」

 さらっと発表されたけれど、アントマン/スコット・ラングの娘であるキャシー・ラングは、2019年の『アベンジャーズ/エンドゲーム』ではエマ・ファーマンが演じており、キャシー役が交代になったことが分かった。

画像: キャスリン・ニュートン

キャスリン・ニュートン

エマ・ファーマンがファンにメッセージ

 2015年公開の『アントマン』、2018年公開の『アントマン&ワスプ』では、アビー・ライダー・フォートソンが演じたけれど、アビーは2020年現在でまだ12歳なので、『アベンジャーズ/エンドゲーム』よりエマ・ファーマンにバトンタッチ。映画史上最大のヒットを記録した作品に出演したエマはファンからも人気だったけれど、今後は、映画『名探偵ピカチュウ』やドラマ『ザ・ソサエティ』への出演で知られるキャスリンがその役を受け継ぐ。

 発表があった後にキャスリンは自身のインスタグラムを更新し、マーベルスタジオ社長のケヴィン・ファイギがキャストを発表する動画とともに、「昨日の夜、私はスーパーヒーローになることを夢見てた」というコメントを添えて、マーベル作品の重要な役を演じられる喜びをこぼした。

 そしてその数日後に、エマが役を交代することについてツイッターでファンにメッセージを送った。

画像: エマ・ファーマン

エマ・ファーマン

 「みんなの優しいメッセージを見ていると伝えたかった。サポートをありがとう。それは私にとってかけがえのないものです。木曜日にニュースを聞いたみんなと同じくらい悲しい。このことは、未来のMCUで私に別の何かがあると意味することだと願ってる。MCUの、そして史上最も大きな映画作品に参加できたことにはいつまでも感謝してる。俳優でいることは、まだまだ私の1番の情熱で、未来に何が起こるかを楽しみにしてる」

 キャシーは父アントマンに憧れており、コミック版では彼女もヒーローとなる。MCUではフェーズ4以降に続々と後継者たちが登場するため、『アントマン』でもそうなる可能性が高いのではないかとファンは予想している。(フロントロウ編集部)

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