玄関先に届けられた「置き配」が盗まれまくって困る&イラつく! 近所で多発する“置き配泥棒”の被害に悩む女性が決行した犯人に復讐する方法“苦肉の策”が強烈。(フロントロウ編集部)

多発する「置き配泥棒」

 新型コロナウイルスの感染拡大防止策の1つとして、非対面で荷物を受け取れる「置き配」が日本を含む世界各国で定着。しかし、荷物が玄関先などに放置されているのをいいことに、しれっと盗みをはたらく“置き配泥棒”も多発している。

 カナダ・オンタリオ州の人の往来が多めの住宅街に住んでいるというある女性は、何度も置き配を盗まれる被害に。

画像: ※イメージ写真。米ニューヨークの集合住宅ロビーの“置き配”。

※イメージ写真。米ニューヨークの集合住宅ロビーの“置き配”。

 とくに、Amazon(アマゾン)からの荷物は、梱包用の段ボールにロゴが印刷されていたり、ガムテープにもロゴが入っていたりするためか、標的となりやすく、発送時に必ず、置き配はOKだが「インターホンを鳴らして欲しい」と配達員への注意書きを添えるよう指定するものの、いくつかの業者の配達員は、それをチェックしておらず、通りに面した玄関先に、ただ荷物を置いて行ってしまうという。


復讐に燃える女性が考え出した策とは?

 心待ちにしていた注文が何度も盗まれてしまうことに嫌気がさした女性が思いついたのは、なんと、猫の糞を詰め、未開封に見立てたAmazonボックスを玄関先に置いて、置き配泥棒を懲らしめるという方法!

画像: 復讐に燃える女性が考え出した策とは?

 その復讐劇の様子を女性宅のインターホンカメラが撮影していたのだが、玄関先に置いた猫の糞入りの箱は、ものの40分ほどですぐに盗まれた。女性が加メディアNarcityに公開した映像には、青いキャップにオレンジ色のリュックサックを背負った若い男性が、箱を持ち去る様子が映っていた。

 同地域では置き配の盗難が相次いでいたことから、女性は、近隣住民との交流用アプリでこの動画をシェア。すると、映っていた男性はどうやら常習犯だったようで、「私もこの男性に荷物を盗まれたことがある!」という住民から返信があり、ご近所への注意喚起にも役立ったという。

 見事、置き配泥棒にお灸を据えることに成功した女性は、「ちょうど猫のトイレを掃除していたときに、『これなら効果があるんじゃないか』と、この方法を思いついたんです。まさか40分ほどで誰かが持っていくとは思いませんでしたが」と、加メディアのCHCHにコメント。

 女性は、まず、インターネット掲示板のRedditでこの件について報告しており、ユーザーからは「箱を開けた時の犯人の顔を想像すると笑える」、「よくやった!犯人はこれで学んだはず」、「うちも被害にあったらマネしてみようかな」といった感想が寄せられている。

 その後、女性が暮らす地域で置き配泥棒の被害が減ったかどうかは明かされていないが、この件が多くのメディアに報じられたことで、Amazonからの配達物を盗もうと企む輩が、少し躊躇するようになるかもしれない。(フロントロウ編集部)

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