シンガーのホイットニー・ヒューストンの伝記映画『アイ・ワナ・ダンス・ウィズ・サムバディ(原題:I Wanna Dance With Somebody)』で俳優のナオミ・アッキーが主演を務めることが決定した。(フロントロウ編集部)

ホイットニー・ヒューストンの伝記映画が動き出す

 映画『ボディガード』に出演し、誰もが1度は耳にしたことがあるカントリーの女王ドリー・パートンの楽曲をカバーした「I Will Always Love You(アイ・ウィル・オールウェイズ・ラブ・ユー)」をはじめ、「How Will I Know(ハウ・ウィル・アイ・ノウ)」や「Greatest Love Of All(グレイテスト・ラヴ・オブ・オール)」などのヒット曲をリリースしてきたホイットニー・ヒューストンは、残念ながら48歳だった2012年にロサンゼルスのビバリー・ヒルトン・ホテルの浴室で溺死。

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 亡くなってもなおエンタメ界において大きな存在であるホイットニーの伝記映画『アイ・ワナ・ダンス・ウィズ・サムバディ(原題:I Wanna Dance With Somebody)』が制作されることはすでに決まっていたけれど、ついに主演を務める俳優が決定した。

 ホイットニーの映画『アイ・ワナ・ダンス・ウィズ・サムバディ』でホイットニーを演じるのは、イギリス人俳優のナオミ・アッキー。ナオミは、2019年に公開された『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』に出演していたが、『スター・ウォーズ』以外に大作映画に出演したことはなく、大抜擢となった。

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ホイットニーを知る人物がナオミを絶賛

 『アイ・ワナ・ダンス・ウィズ・サムバディ』のスクリーンテストには、サンタナやアース・ウィンド&ファイアー、アリシア・キーズの才能を見出し、ホイットニーのことをデビュー当時から支えていた伝説的なプロデューサー、クライヴ・デイヴィスも参加していたようでナオミについて「ナオミ・アッキーのスクリーンテストはとてもパワフルで、背筋がゾっとした。すべての曲にホイットニーの比類のないボーカルが使われているけれど、ナオミの並外れた演技により、ホイットニーのユニークな魅力、スターパワー、そしてもちろん、彼女の個人的な争いを捉えることができる。ナオミは本物で、このアイコニックな役割のためにこれより良い選択を想像することはできない」とThe Hollywood Reporterに語った。

画像: ホイットニーを知る人物がナオミを絶賛

 ステラ・メギーが監督に就任したホイットニーの伝記映画『アイ・ワナ・ダンス・ウィズ・サムバディ』は、クライヴとホイットニー財団の遺産管理人である義姉パット・ヒューストンがプロデューサーを務め、脚本は、2018年に大ヒットしたイギリスのロックバンド、クイーンの唯一無二のフロントマンであるフレディ・マーキュリーの生涯を描いた映画『ボヘミアン・ラプソディ』でも脚本家を務めたアンソニー・マクカーテンが担当。

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