ウーバーイーツ(Uber Eats)でマクドナルドをいくら買っても、無料? その真相がなんだかほっこり。(フロントロウ編集部)

ウーバーイーツから請求がない?

 イギリスに住むニコールは、ある時、デリバリーサービスのウーバーイーツでいくらマクドナルドを買っても請求が来ないことに気がついた。新型コロナウイルスの影響でデリバリーサービスを利用する人は、各国で増えているけれど、ニコールもその1人だったようで、10月には3度もウーバーイーツで宅配を頼んだという。なのになぜ請求が来ないのだろうか?

 一方で、自分が購入していない商品の請求が何度もきていることに気がついた人物がいた。それは…、ニコールの兄! そう、じつはニコールのウーバーイーツの請求がなぜか兄のクレイグにいってしまっていたという。しかし請求に気がついたクレイグは何のことか分からないためパニックになり、銀行のパスワードを変えるなどの労力を費やすことに…。

 2人がその真相に気がついたのは、2人の母がそれぞれから話を聞いてピンときたからだという。当時のことを、ニコールは英Ladbibleにこう話す。

 「彼が銀行の記録をチェックしていたら、ウーバーイーツのロゴを見つけて、“僕はウーバーイーツでアカウントを持ってないぞ”って言ってた。ハッキングされたと思ったんだって。だからママに話したら、ママは『おもしろい話があるよ。ニコールがウーバーイーツで注文したんだけど、請求されなかったんだって』って答えたの」

画像: マクドナルドで商品受け取りを待つデリバリー配達員。

マクドナルドで商品受け取りを待つデリバリー配達員。

マクドナルドを食べたいがためにアカウント開設

 事の発端は、ロックダウンに入る前の2020年3月にまでさかのぼる。ニコールとクレイグが一緒にいた時に、どうしてもマクドナルドが食べたくなり、ウーバーイーツを利用することに。しかし2人ともアカウントを持っていなかったため、ニコールがアカウントを作り、クレイグがカード情報を入力してくれたという。

 つまり、ニコールは3月からクレイグのカードでウーバーイーツを利用していたことになり、その間には新型コロナウイルスのロックダウンもあったことから、その金額は合計で、207ポンド(約2万9,000円)にまでなってしまっていた! 一気にその金額を返金するのはなかなか大変…。しかしクレイグは、真相が判明したことで大きく安心。“犯人”は妹ということで返金をまったく急いではいないそうで、ニコールも感謝しているそう。

 ニコールは4人兄弟の末っ子だそうで、家族も、1番下の妹がおもしろいことをやらかしたと笑い話になっているという。(フロントロウ編集部)

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