メイクツールによって仕上がりが変わる
ファンデーションを肌にのせるときに、なにげなく使っている「メイクツール」。実は、それぞれファンデーションの種類によって相性が良いツールがあるって知ってた?
ニューヨークを拠点に活躍するメイクアップアーティストのルディ・マイルズによると、基本的にファンデーションをのせるときに使うメイクツールに明確なルールはないけれど、それぞれのファンデーションと“相性が良いツール”を使うことで、メイクの仕上がりを格上げすることはできると米Makeup.comで説明。
そこで、今回はパウダーからリキッド、クリーム、スティックまで、それぞれのファンデーションのタイプと好相性のメイクツールをご紹介。
パウダーファンデには「ブラシ」もしくは「スポンジ」
パウダーファンデーションの場合は、なりたい仕上がりに合わせて「ブラシ」もしくは「スポンジ」を上手に使い分けるのが良いそう。
たとえば、キメの整った均一な肌に仕上げたいときは「ブラシ」、薄づきで透明感のある仕上がりにしたいときは「濡らしたスポンジ」を使うのがオススメなのだとか。
ちなみに、「乾いたスポンジ」について、ルディは「カバー力は高いけれど、パウダーがつきすぎると厚塗りになるから注意して」とアドバイスした。
リキッドファンデには「ブラシ」
リキッドファンデーションの場合は、「ブラシ」がオススメ。ルディは「肌に(ブラシの)スジが残らないようにシームレスに塗る必要があるから、なめらかな仕上がりの合成毛のファンデーションブラシを使うと失敗しにくいよ」と助言。
ブラシの形状については、より均一に仕上げたい人は、先細りした「平型ブラシ」を選ぶのがベスト。さらに、ルディは「スティプルブラシ(毛足が長い)や、湿ったスポンジでスタンプするように叩き込む方法でも、リキッドファンデーションをシームレスに仕上げられる」ともつけ加えた。
スティックファンデには「ブラシ」
スティックファンデーションの場合は、一般的にカバー力が高いことが多いため、平らで密集した柔らかい毛の「ブラシ」でブレンドするのが最適なのだとか。
ルディは「密集した柔らかい毛のブラシは、スティックファンデーションのテクスチャーをなめらかにして、肌との一体感をアップさせる」と、厚塗り感なくナチュラルに仕上げることができると話している。
クリームファンデには「ブラシ」もしくは「指」
クリームファンデーションの場合は、ムラのない均一な仕上がりの「ブラシ」、もしくは体温でフット感が高まる「指」を使うのがオススメだそう。
ルディは「ファンデーションブラシで均一に塗ることも、指先でマッサージするように塗ることもオススメ」とアドバイス。ただし、指を使うとムラが目立ちやすくなるため、丁寧に行なう必要があるとも話している。
ファンデーションの仕上がりを左右するメイクツール。手持ちのファンデーションで比較しながら、なりたい仕上がりに合わせて上手に使い分けてみて。(フロントロウ編集部)