往年の名作映画『レオン』で銀幕デビューし、『ブラック・スワン』、『スター・ウォーズ』シリーズなど、世界的大ヒット作に出演してきたナタリーポートマンの出演作を、米辛口映画批評サイトRotten Tomatoesのスコアをもとに、TOP10ランキングでご紹介。(フロントロウ編集部)

第10位『ホテル・シュヴァリエ』 スコア:76%

 ウェス・アンダーソン監督の映画『ダージリン急行』のプロローグにあたる短編作品『ホテル・シュヴァリエ』が第10位。たったの13分の映像ではあるけれど、見るともっと『ダージリン急行』が楽しめる素敵な作品。本編の伏線が散りばめられている。


第9位『コールド マウンテン』 スコア:77%

 南北戦争を舞台に、凄惨な戦場に嫌気がさし、脱走は死刑だと知りつつも軍を抜け出すインマン(ジュード・ロウ)と、故郷で生き抜く恋人エイダ(ニコール・キッドマン)の純愛物語。ナタリー・ポートマンは本作で乳飲み子を抱えた未亡人のセーラを演じた。本作でエイダを助ける女性ルビーを演じたレネー・ゼルウィガーはアカデミー助演女優賞やゴールデングローブ賞 助演女優賞などを受賞し、主演のジュード・ロウはアカデミー主演男優賞を受賞した。


第7位『クローサー』 スコア:81%

 ジュリア・ロバーツ、ジュード・ロウ、ナタリー・ポートマン、クライブ・オーウェン、マイク・ニコルズなど豪華キャストが出演したロマンス映画『クローサー』。ジュード・ロウ演じるダンは街で偶然出会ったナタリー・ポートマン演じるアリスと恋に落ち、同棲を始めるも、ジュリア・ロバーツ演じるフォトグラファーのアンナに一目惚れしてしまう…。


第7位『ビューティフル・ガールズ』 スコア:81%

 人生の帰路に立ったアラサー男女たちの青春群像劇。ティモシー・ハットン演じるウィリーを主人公に、大人になりきれない大人たちの葛藤を描く。当時15歳のナタリー・ポートマンはウィリーの実家の隣に引っ越してきた13歳の美少女マーティを演じた。 


第6位『パリ、ジュテーム』 スコア:84%

 『パリ、ジュテーム』は、世界中の18人の監督による「愛」をテーマにした2006年のオムニバス映画。映画『ミルク』のガス・ヴァン・サント監督や『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』のコーエン兄弟、『ベッカムに恋して』のグリンダ・チャーダ監督をはじめ、様々な監督の制作した短編の中で、ナタリー・ポートマンは映画『クラウド アトラス』のトム・ティクヴァ監督による『10区 フォブール・サン・ドニ』に出演している。


第5位『ブラック・スワン』 スコア:84%

 言わずと知れた人気作、『ブラック・スワン』が第5位。本作で主演を務めたナタリー・ポートマンは、アカデミー賞やゴールデン・グローブ賞などをはじめとする数々のアワードで主演女優賞を獲得した。バレエ『白鳥の湖』の主演に抜擢され、潔白な白鳥と官能的な黒鳥の二つを演じることになったバレリーナが、プレッシャーによって徐々に精神が崩壊していく様を描いたサスペンス。


第4位『終わりで始まりの4日間』 スコア:88%

 ロサンゼルスで暮らす売れない俳優の主人公が、母親の葬儀に出席するため、実家のジュージャージーに帰郷するところから始まる本作。感情の起伏が乏しく、友人との交流にも違和感を抱いている主人公の前に、ナタリー・ポートマン演じる天真爛漫な少女があらわれる。


第3位『Vフォー・ヴェンデッタ』 スコア:90%

 『マトリックス』のラナ&リリー・ウォシャウスキーが制作と脚本を務めた2005年のSF映画『Vフォー・ヴェンデッタ』。第三次世界大戦後のイギリスを舞台に、仮面をつけた謎の人物が英国政府の転覆を謀り活躍する。ナタリー・ポートマンは仮面の男"V"と出会うテレビ局員のイヴィーを演じている。


第2位『ヒート』 スコア:94%

 『マイアミ・バイス』や『インサイダー』のマイケル・マンが監督を務めた『ヒート』は、アル・パチーノとロバート・デ・ニーロが主演を務めた犯罪映画。ナタリー・ポートマンは、アル演じるロス市警の捜査官ヴィンセントの娘、ローレンを演じた。犯罪者と警察が繰り広げる仁義なき戦いは、非常にスリリング。


第1位『レオン』 スコア:99%

 1994年に公開されたリュック・ベッソン監督によるアクション映画『レオン』がみごと第1位に!ジャン・レノ演じるプロの殺し屋レオンが孤独な少女マチルダと出会い、人生について考えさせられる。ナタリー・ポートマンが演じたマチルダを演じたは、今でも映画界のアイコン的存在になっている。

 ナタリー・ポートマンは今回紹介した作品以外にもマーベル映画の『マイティ・ソー』シリーズや『スター・ウォーズ』シリーズなど、数々のヒット作に出演している。幼い頃から映画界の第一線を走り続ける彼女の俳優人生の影で起きている葛藤については、先日フロントロウで紹介した「12歳で「性の対象」にされたことへの対処法がせつない」という記事もぜひ。(フロントロウ編集部)

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