サードアルバムのリリースが待望されているシンガーソングライターのロードが、まさかの形で表舞台に帰ってきた。(フロントロウ編集部)

サードアルバムのリリースが待たれているロード

 当時16歳だった2013年にリリースしたシングル「Royals(ロイヤルズ)」が9週連続で全米シングルチャートの首位を獲得し、センセーショナルなデビューを果たしたニュージーランド出身のシンガーソングライターであるロード

画像: サードアルバムのリリースが待たれているロード

 同年にはファーストアルバム『ピュア・ヒロイン(Pure Heroine)』をリリースし、同作にも収録された「Royals」は、2014年に開催された第56回グラミー賞授賞式で、主要部門の1つである最優秀楽曲賞を含む2部門を受賞。その後、2017年にはこちらも高い評価を集めたセカンドアルバム『メロドラマ(Melodrama)』をリリースした。

 『メロドラマ』に続くニューアルバムのリリースが待たれているロードは今年10月、地元ニュージーランドで10月17日に行なわれる総選挙に際して、インスタグラムで投票を呼びかけ。「私たちの美しい国のために投票して…そうすれば、来年、私から何かお返しをするから」とコメントして、2021年に何かしらのリリースがあることを匂わせている。

 ロードは2019年に南極へ冒険の旅に出かけており、この時に撮影した写真を100ページ以上にわたるフォトブック『Going South(原題/ゴーイング・サウス)』として2021年に刊行することを発表しているほか、南極を訪れた時に来たるサードアルバムのタイトルを思いついたことも明かしている。

オニオンリングのレビューアカウントが復活

 そんななか、今回、ロードが2017年に立ち上げた“オニオンリングをレビュー”するためのインスタグラムのアカウントが再始動したことが明らかになり、ファンを歓喜させている。

画像: オニオンリングのレビューアカウントが復活

 話題になっているのは、インスタグラムの「onionringsworldwide」というアカウントで、「私が出会ったすべてのオニオンリングが評価されます」という説明が書かれたこのアカウントは、ロードがオニオンリングをレビューするために立ち上げたアカウントとして知られている。

 このアカウントが最後に更新されたのは2017年6月12日となっていたが、今回およそ3年半ぶりに新しいポストが投稿された。久しぶりに投稿されたのは、2個のオニオンリングを写した写真で、ロードはこのオニオンリングについて、一言「これをクラムバック(crumb back)とは呼ばないで」と評している。“crumb”とは、日本語で“断片”や“パン粉”などを意味する言葉で、直訳すると「パン粉の背中部分」となる“crumb back”だけれどロードがこの言葉を“カムバック(come back)”とかけ、「このアカウントが復活したからといってカムバックとは言わないで」という意味で投稿した可能性が高そう。

 記事執筆時点で、上記の写真が投稿されてから、さらに3店舗のオニオンリングのレビューが掲載されており、こちらの3種類のオニオンリングには、それぞれ5段階評価で点数がつけられている。

 なかでも、ニュージーランドのクイーンズランドにあるファーグバーガーのオニオンリングには、その中では最高評価となる「4.5点」がつけられていて、よほど美味しかったのか、ロードは「本当に美味しくて、食べ終わるまで写真を撮るのを忘れていた」とコメントしている。

 ロード自身、「これをクラムバック(crumb back)とは呼ばないで」とコメントして、本格的な復帰ではないことを示唆しているものの、さすがに3年半も大好きなオニオンリングに出会わなかったわけでもなさそうなので、今回再びレビューを始めたということは、何らかの心境の変化があったことには違いないはず。待望されているニューアルバムの詳細については現時点でほとんど明かされていないので、何かしらの情報が解禁される日も近いのだろうか。(フロントロウ編集部)

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