ケイティに扮したズーイーが出演する「Not the End of the World」のMVが公開
ケイティ・ペリーが、2020年8月28日にリリースした最新アルバム『スマイル』より、「Not the End of the World」のミュージックビデオを公開した。
しかしながら、ビデオで主人公を演じるのはケイティ本人ではなく、ケイティに似ているとして話題になったこともある、映画『(500日)のサマー』で知られる俳優で歌手のズーイー・デシャネル。
ビデオは、ケイティのファンだという宇宙人集団が、滅亡寸前の地球からケイティを救おうとし、間違えて彼女にそっくりなズーイーをさらってしまうという物語になっている。ビデオでは、ズーイーがケイティの代表曲である「California Gurls」のミュージックビデオでのケイティと同じ格好をするというシーンも収められている。
新型コロナウイルスによる外出自粛が始まる数ヶ月前に撮影されたという「Not the End of the World」のミュージックビデオはこちら。
ズーイーのフリをしてクラブに入ったことがあるとケイティが告白
先日、ケイティとズーイーは「Not the End of the World」のミュージックビデオを公開するにあたってインスタグラムで合同でライブ配信を行なっており、ケイティはその中で、かつて自身にそっくりなズーイーのフリをしてクラブに入ったことがあると告白した。
現在36歳のケイティはライブ配信のなかで、「告白しなければいけないことがあるの、ズーイー」と前置きした上で、「LAに来たばかりで、私がまだ全く知られていなかった頃、あなたは当時から既によく知られた存在だった。『ズーイー・デシャネルが世界を支配しています』みたいな感じでね。当時、あなたに似ていたことが本当に嬉しかったの」と現在40歳のズーイーに打ち明けた。
「だけど、このライブ配信であなたに打ち明けなければいけないことがあって。LAに来たばかりの頃は、クラブによく行っていたの。だけど、クラブに入りたくても、お金も、名声も、何も持っていなかったから、時々あなたのフリをしてクラブに入れてもらっていたの」とケイティは続けて語り、かつてズーイーのフリをして無料でクラブに入れてもらっていたことがあったと告白した。
そんな過去の自身の行動を告白したケイティだったけれど、なんとズーイーは当時誰かが自分のフリをしてクラブに行っていたことを知っていたようで、「みんなから、『あなたを見たよ!』って言われていたよ」と笑いながらケイティに告白。「だけど、私はいい子でいたいタイプだから、『あなたが出かけてるのを見た。あなたと目も合っていたんだけど』って言われても、『私じゃない!』って答えていたの」とズーイー。「それから、みんなが『ケイティ、ケイティ』って言うようになってね。『あなたにソックリなの』って。それで、『ケイティって誰なの?』って思うようになった」。
ズーイーは続けて、噂でしか耳にしたことがなかったケイティに初めて会った時のことを振り返り、ケイティが「すごく綺麗」だったことに「安心した」として、「『驚いた! すごく綺麗』って思ったよ」とケイティに伝えている。「誰かに似ているって言われながらも、その人がどんな見た目か知らなかったから、『ビックリした。すごく美しい人。(似ていると言われて)嬉しい』と思った」とズーイーは打ち明けた。
それを受け、ケイティは当時は「クラブで遊び狂っていた」ことを告白して、「あなたっぽく振る舞えていなかったらごめんなさい。それは今、伝えておきたい」とズーイーに念を押した。(フロントロウ編集部)