ディズニー公式動画配信サービスのDisney+ (ディズニープラス)で独占配信される、マーベル・スタジオの2021〜22年の新作の内容と配信予定日が発表。ディズニープラスで幕開けるマーベル・スタジオの新章には、多様な女性ヒーローが続々と登場する予感!(フロントロウ編集部)

『ワンダヴィジョン』

2021年1月15日(金)日米同時配信

 マーベル・スタジオ初のドラマシリーズは、エリザベス・オルセン演じるワンダ・マキシモフが主演! 舞台は『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界―とある郊外の街に引っ越してきたのは、長い恋愛の末、晴れて結婚したスカーレット・ウィッチことワンダ・マキシモフとヴィジョン。60年代のアメリカを想起させるポップでお洒落な洋服に身を包んだ2人は、夢にまでみた結婚生活を手に入れ、幸せな日々を送っていた。楽しい食卓を広げるワンダとヴィジョン、しかし次第にその裏に隠された”謎“がむき出しになっていく…。本来の姿に戻ってしまうヴィジョン、「あなた死んでるから」という衝撃的な発言から想起される、映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でのヴィジョンの死…。死んだはずのヴィジョンがなぜ? 2人は徐々に自分たちの目に見えている全てが”真実ではない“のではと疑い始める―。

 2021年、マーベル・スタジオ始動の第1作目を飾る本作は、いままでの作品とは一線を画すシットコム(シチュエーション・コメディ)という”初ジャンル“に挑んだ作品…、と思いきや、コメディ作品の幸福に満ちた雰囲気から徐々にホラー映画のような不穏な空気が漂い始め、マーベル・スタジオらしい衝撃的&壮大な展開が待ち受ける―。監督にはドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』(2011~2019)やサスペンスドラマシリーズの『ファーゴ』(2014~)のエピソード監督を務めたマット・シャックマン、脚本に映画『ブラック・ウィドウ』の原案を担当したジャック・シェイファーを迎え、シリーズ変わらず、ワンダ・マキシモフをエリザベル・オルセン、ヴィジョンをポール・ベタニーが演じる。1話ごとに異なる年代が設定として描かれるという大胆なストーリーが明らかになった本作は、MCUのフェーズ4の幕開けを飾る作品として、今後のマーベル作品に大きな影響を及ぼす“重要作”となりそう。

ワンダヴィジョン|マーベル・スタジオ特別動画

原題:WandaVision/監督:マット・シャックマン(『ファーゴ』や『ゲーム・オブ・スローンズ』のエピソード監督)
脚本:ジャック・シェイファー(『ブラック・ウィドウ』原案、『アナと雪の女王/家族の思い出』脚本)
出演:エリザベス・オルセン、ポール・ベタニー
© 2020 Marvel

『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』

2021年3月19日(金)日米同時配信

 マーベル・スタジオが描くドラマシリーズ第2弾の『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』は、2021年3月19日、日米同時配信が決定!舞台は『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界。キャプテン・アメリカから盾を受け継いだファルコンだが、アベンジャーズを牽引してきたキャプテン・アメリカが成し遂げた功績を前に、彼の称号を自身が担うには重すぎるものだと考え始める…。タッグを組んだファルコンとウィンター・ソルジャーの前に現れたのは、かつて『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でアベンジャーズを分裂に陥らせたジモ。2人は世界を揺るがす戦いに巻き込まれていく…。

 先日解禁された映像では、疾走するバスの上で繰り広げられる戦いやファルコンによる激しい空中戦が炸裂。マーベルにしか成しえない、ドラマのスケールを遥かに超えた完成度で仕上げられた本作は、世界中のファンを再び興奮の渦に巻き込んでくれそう。そしてファルコンとウィンター・ソルジャーによる、いまいち噛み合わない作戦や、ユーモアたっぷりのやりとりもみられ、マーベルの新たなバディの活躍に期待が高まる。絶対的なヒーローだったキャプテン・アメリカを失った今、世界中の人々の希望の星となるのは一体誰なのか…?

原題: The Falcon and Winter Soldier/監督:カリ・スコグランド(『パニッシャー』『ウォーキング・デッド』『ハウス・オブ・カード 野望の階段』エピソード監督)
脚本:マルコム・スペルマン(『マイ・ファミリーウェディング』)
出演:アンソニー・マッキー(ファルコン役)/セバスチャン・スタン(ウィンター・ソルジャー役)/ダニエル・ブリュール(バロン・ジモ役)
© 2020 Marvel

『ロキ』

2021年5月日米同時配信

 世界中から熱い注目が集まっているマーベル・スタジオのドラマシリーズ『ロキ』は、2021年5月に日米同時配信が決定。『アベンジャーズ/エンドゲーム』で、アイアンマンたちが訪れた過去の世界で四次元キューブを手に消え去ったロキ。見知らぬ地で目を覚ましたロキは、“時間の流れが違う”という謎の組織TVAの男に拘束され、新たな戦いに巻き込まれることに…。既に公開されている最新映像映像には、作業服やスーツなど、ロキが様々なビジュアルに変貌。さらに2刀流で激しい戦いに挑むロキや、宇宙からの攻撃に悪戦苦闘する迫力満載のシーン、最後には、兄のソーと彼の故郷アスガルドの門番、ヘイムダルの名を呼び、飛行機から豪快に飛び降りた瞬間、アズガルドと地球をつなぐ架け橋ビフレストに吸い込まれる姿も公開され、未だ全貌の見えない波乱万丈な展開に期待が高まる。四次元キューブを手にした後、彼に起こったこととは…?ロキ役にはお馴染みのトム・ヒドルストンがカムバック、『エンドゲーム』後を舞台にした、ロキの新たな冒険が始まる!

原題:Loki /監督:ケイト・ヘロン(『セックス・エデュケーション』
出演:トム・ヒドルストン(ロキ役) 、
© 2020 Marvel

『ホワット・イフ…?』(原題)

2021年配信

 マーベル・スタジオが贈る初のアニメーションシリーズ『ホワット・イフ…?』(原題)。「もしもあの時、ヒーローたちが別の選択をしていたら…?」をテーマに、マーベル・シネマティック・ユニバースの様々な“もしもの物語”をアニメーション化。“ウォッチャー”と呼ばれる男をガイド役にヒーローたちの驚くべき“ありえたかもしれない”ストーリーへと導く。スティーブ・ロジャーズではなく、ペギー・カーターがスーツを着て華麗な一撃を披露する姿や、スター・ロードではない全く別の少年に声をかけるヨンドゥが既に公開されており、“もしもの物語”をベースとした全く新しいマーベル・スタジオ作品の誕生に期待が高まる。ソー役のクリス・ヘムズワースを始め、ホークアイ役のジェレミー・レナー、ロキ役のトム・ヒドルストン、ティ・チャラ役のチャドウィック・ボーズマンや、ニック・フューリー役のサミュエル・L・ジャクソンなど、映画作品で役柄を演じた俳優たち自身が声優を務める。

原題:What If…? /監督: ブライアン・アンドリュース
脚本: アシュリー・ブラッドリー(『トロールハンターズ』、『ミッシング・スリー: アルカディア物語』)
出演: クリス・ヘムズワース(ソー役)、ジェレミー・レナー(ホークアイ役)、トム・ヒドルストン(ロキ役)、チャドウィック・ボーズマン(ティ・チャラ役)、サミュエル・L・ジャクソン(ニック・フューリー役)
© 2020 Marvel

『ミズ・マーベル』(原題)

2021年配信

 MCU初の中東系ヒーローに大抜擢されたのは、本作がテレビドラマ初出演となる、パキスタンからの移民の両親の元に生まれたカナダ人俳優のイマン・ヴェラニ! 全く新しいヒーロー像を描いた『ミズ・マーベル』(原題)の主人公は“ヒーローオタク”の女子高生カマラ・カーン。アベンジャーズやキャプテン・マーベルに憧れていた普通の女の子がヒーローへと目覚めていく過程で、自分自身、そして自分と友人や家族との関係を見つめなおし始める。誰もが共感できる等身大のキャラクター設定を描いた本作では、新人のイマン・ヴェラニが主役として大抜擢。MCU初の中東系ヒーローで、世界中で社会現象を巻き起こした『ブラックパンサー』と同じくヒーローの多様性に光を当てる、マーベルが“新境地”に挑戦した作品!

原題:Ms.Marvel /監督: アディル・エル・アルビ&ビラル・ファラー(『バッドボーイズ
フォーライフ』)
脚本:ビシャ・K・アリ(『セックス・エデュケーション』)
出演:イマン・ヴェラニ(ミズ・マーベル役)
© 2020 Marvel

『ホークアイ』(原題)

2021年配信

 シンガーや俳優として大人気のヘイリー・スタインフェルドが、ケイト・ビショップ役でMCUに初参戦! 地上最強の射手として、アベンジャーズで活躍してきたホークアイを主人公としたドラマシリーズが配信決定。ホークアイは、もう一人の有名な弓の使い手、ケイト・ビショップとチームを組むこととなる。ホークアイ役にはジェレミー・レナ―が続投。

原題:Hawkeye /監督: リス・トーマス(『スタテン・アイランド・サマー』『ジョン・ムレイニーとサックランチキッズ』)、バート&バーティ(「ザ・グレイト(原題) / The Great」)
出演:ジェレミー・レナー(ホークアイ役)、ヘイリー・スタインフェルド(ケイト・ビショップ役)
© 2020 Marvel

『シー=ハルク』(原題)

 スーパーヒューマンに関する法的事件を専門とする弁護士のジェニファー・ウォルターズを主人公に描かれる『シー=ハルク』(原題)。シー=ハルク役にはタチアナ・マズラニー、さらにマーク・ラファロ演じるハルク、ティム・ロス演じるアボミネーションも参戦決定。マーベルが生み出す新たなキャラクター、シー=ハルクの活躍、そして『インクレディブル・ハルク』(2008)以来となる、アボミネーションの登場に期待が高まる。

原題:She-Hulk /監督: カット・コイロ(『ウソはホントの恋のはじまり』)&アニュ・ヴァリア
出演:タチアナ・マズラニー(シー=ハルク役)、マーク・ラファロ(ハルク役)、ティム・ロス(アボミネーション役)
© 2020 Marvel

『ムーンナイト』(原題)

 多重人格の傭兵、ムーンナイトを主人公に描く本作。エジプトのイコノグラフィー(絵画の意味を探る図像学)を背景に、ムーンナイトの中にいる別人格のキャラクターも登場する。

原題:Moon Knight /監督: モハメド・ディアブ(『クラッシュ』)
© 2020 Marvel

『シークレット・インベージョン』(原題)

 ニック・フューリーを演じるサミュエル・ジャクソン主演。地球人の振りをして何年も地球に生きている、姿形を変えることのできるスクラル人たちの内紛を描く。『キャプテン・マーベル』(2019)で初登場となった、ベン・メンデルソーン演じるスクラル人のタロスも出演が決定している。

原題:Secret Invasion
出演:サミュエル・L・ジャクソン(ニック・フューリー役)、ベン・メンデルソーン(タロス役)
© 2020 Marvel

『アイアンハート』(原題)

 アイアンマン以来となる、最も進歩したアーマー・スーツを作り上げた天才発明家のドミニク・ソーン/アイアンハートの物語を描いた本作。アイアンハートに抜擢されたのは『ビール・ストリートの恋人たち』(2018)出演女優、ドミニク・ソーン。

原題:Ironheart
出演:ドミニク・ソーン(アイアンハート役)
© 2020 Marvel

『アーマー・ウォーズ』(原題)

 ウォーマシーンことジェームズ・ローズを演じるドン・チードル主演。アイアンマンことトニー・スタークのテクノロジーが悪の手に渡ってしまったことによって起こった様々な危機に、ジェームズ・ローズが立ち向かう。

原題:Armor Wars
出演:ドン・チードル(ジェームズ・ローズ役)
© 2020 Marvel

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/ホリデー・スペシャル』(原題)

2022年配信

 地球から遠く離れた銀河を舞台に描かれた、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズ最新作。ヒーローの概念を超越したぶっ飛んだ戦い方と、個性的なキャラクターが揃った宇宙最凶チームがカムバック!シリーズお馴染みのジェームズ・ガンが再び脚本と監督を務める。

原題:Guardians of the Galaxy Holiday Special
監督:ジェームズ・ガン(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』)
2020 Marvel

『アイ・アム・グルート』(原題)

 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)のベビー・グルートを主人公に描く本作。可愛らしいルックスと愛嬌満載のベビー・グルートがオリジナル短編で描かれる。

原題:I Am Groot
© 2020 Marvel

(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.