1973年に公開され、今なおホラー映画の金字塔として愛され続ける映画『エクソシスト』のウィリアム・フリードキン監督は、本作のリブートについての可能性を否定した。(フロントロウ編集部)

色あせぬホラー映画の名作『エクソシスト』

 映画『エクソシスト』は1973年に公開されたホラー映画。神父と少女との壮絶な悪魔祓いの様子を描いた本作は多くの観客を恐怖に陥れ、現在でもホラー映画のトップに君臨する名作として知られている。

 本作で監督を務めたウィリアム・フリードキンは、映画『フレンチ・コネクション』や『恐怖の報酬』といった作品を手掛けてきた名監督。そんな彼は最近、映画『エクソシスト』に関するあるウワサを否定した。

『エクソシスト』の続編は完全なウソだとコメント

 フリードキン監督は自身のツイッターで、「僕が新バージョンの『エクソシスト』に関わっているというウワサが(映画データベースサイトの)IMDbに書かれている。でもこれはウワサではなく、完全なウソだ。僕にこれをやらせるに足りるお金もやる気もない」とツイートした。

 2020年8月、米ETなどによって、制作会社のモーガン・クリーク・エンターテイメントが2021年に『エクソシスト』の劇場版リブートを制作すると報じられた。しかし同制作会社は最近になって2015年の呟きをリツイート。その内容は「エクソシストのリメイクを作ろうなんて絶対にしない」というもの。

 映画『エクソシスト』は、当時のアカデミー賞やゴールデン・グローブ賞で数々の賞を獲得した名作。さらに、撮影中や前後に起きた怪奇現象は、本当の心霊事件として語り継がれるほど。監督は「お金もやる気もない」と言っているけれど、そんな伝説級の名作なだけに、リブートの必要はないのかもしれない。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.