映画監督のタイカ・ワイティティが、新作ドラマ『Reservation Dogs』の制作に取り掛かっていることがわかった。ティーンをメインにした、アメリカの田舎で繰り広げられるクライムコメディ。(フロントロウ編集部)

タイカ・ワイティティ期待の最新作はドラマ『Reservation Dogs』

 タイカ・ワイティティは映画『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』や『マイティ・ソー バトルロイヤル』、『ジョジョ・ラビット』など、数々の魅力的な作品で知られる映画監督。現在ワイティティ監督は同テレビ局で人気ドラマ『What We Do in the Shadows』の監督を務めており、さらに、マーベルの新作映画『マイティ・ソー ラブ&サンダー』の制作も進めている。

 そんな彼は、米FXで新作ドラマ『Reservation Dogs(リザベーション・ドッグス)』を制作することが決定した。本作は、ネイティブアメリカンの作家スターリン・ハルジョとタッグを組んだ30分のコメディドラマ。まるでクエンティン・タランティーノの『レザボア・ドッグス』をオマージュしたかのようなティーザー画像が公開され、多くのファンの期待が高まっている。

 『Reservation Dogs』は、米オクラホマ州の田舎に住む4人のネイティブのティーンエイジャーのクライムコメディ。パイロット版はワイティティ監督とハルジョが共同執筆し、監督も務めた。本作には、『What We Do in the Shadows』のプロデューサーであるギャレット・ブッシュも参加している。

 本作のメインキャストは、D’ファラオ・ウンアタイ、デヴァリー・ジェイコブス、ポーリナ・アレクシス、レイン・ファクターのフレッシュな4人。また、パイロットエピソードには、ゲストとしてタマラ・ポデムスキー、ザーン・マクラノン、メイコン・ブレア、カーク・フォックス、マティー・カルダープル、ダラス・ゴールドトゥース、リル・マイク、ファニー・ボーンが出演している。

画像: タイカ・ワイティティ期待の最新作はドラマ『Reservation Dogs』

 このニュースを報じたFXエンターテイメントのニック・グラッド社長は、「スターリン・ハルジョは、オクラホマインディアンとしての経験を深く掘り下げ、『Reservation Dogs』を、真実味があり、信じられないほど面白い、青春と勇気と災難のストーリーに仕上げている」とコメント。続けて、「タイカ・ワイティティはこのシリーズにおいてその才能を発揮し、ハルジョとそのクリエイティブ・パートナーであるギャレット・ブッシュがユニークで独創的なシリーズを制作するのを助けてくれた」と述べた。

 ハルジョは「長年の友人であるタイカと私が一緒にこのプロジェクトを見つけたのは当然のことで、オクラホマのインディアンとアオテアロアのタイカ(※)という、それぞれの先住民族コミュニティのストーリーを伝えるのには最もふさわしい2人です。私たちは、素晴らしいキャストとクルー、ギャレット・ブッシュ、そしてFXのチーム全員と『Reservation Dogs』の物語を語る機会にワクワクしています」と語った。(フロントロウ編集部)

※スターリン・ハルジョはネイティブアメリカンで、タイカ・ワイティティ監督は、ニュージーランドの先住民マオリ族のハーフ。

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