KISSがドバイでカウントダウンコンサートを開催
2019年から最後のツアーであるエンド・オブ・ザ・ロード・ワールドツアーを世界各国で行なうも新型コロナウイルスの感染拡大により延期になっているアメリカの大御所ロックバンドであるKISSが、2020年最後の最後にドバイにてカウントダウンコンサートを開催。
Kiss 2020 Goodbyeと題されたカウントダウンライブはドバイで開催され、メンバーたちはアトランティス・ドバイのロイヤル・ビーチから一部観客を入れて全世界に向けてコンサートを配信。カウントダウンコンサートは本格的なセットが組まれたうえ、世界中に配信するということもあり360度どのアングルからでも鑑賞できるように50台以上の4Kカメラが用意され、約11億円(1,000万ドル)が費やされたという。
そのコンサートではあるギネス記録が樹立されることに。今回KISSのカウントダウンコンサートでは、約35メートルの炎が73発ほぼ同時にあがったことから、音楽のコンサートで最も高いフレイムプロジェクション(炎)をあげたアーティストと、ほぼ同時に最も多くフレイムプロジェクションをあげたアーティストという、コンサートでの豪華な演出に定評があるKISSならではの記録を樹立。
KISSのフロントマンであるポール・スタンレーは、コンサート前に行なわれた米Varietyのインタビューでは「僕らはギネス記録を更新するプランがある」と豪語していたけれど、それが現実のものとなった。ちなみに今回行なわれたKISSのカウントダウンコンサートKiss 2020 Goodbyeはオンラインで50万人以上がライブストリーミングで楽しみ、約200万人のファンがストリーミングで楽しんだと報じられている。(フロントロウ編集部)