マーベルMCUのスパイダーマン役として知られるトム・ホランドが、3作目の撮影について明かした「思い」に感動。(フロントロウ編集部)

トム・ホランドがクリス・プラットに思いを語る

 マーベルMCU映画『スパイダーマン:ホームカミング』や『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』などでピーター・パーカーことスパイダーマンを演じ、現在は『スパイダーマン3』の撮影に参加しているトム・ホランド。そんな彼が、同じくマーベル俳優であり、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズでピーター・クイルことスター・ロードを演じるクリス・プラットとビデオ通話で盛り上がった。

 このビデオ通話は、食べ物に困る人を支援するチャリティFeed Thy Neighborのための企画で、クリスがホストを務め、トムがゲストだったのだけれど、クリスとトムといえば仲が良いことでも知られている。トムは、クリスが「いつも僕を笑わせてくるから」という理由で一緒に働きづらいと言ったこともあるほどだけれど、この日は、トムのある思いにクリスもジ~ンときてしまう一幕もあった。

画像: トム・ホランドがクリス・プラットに思いを語る

『スパイダーマン3』の撮影場所は…

 『スパイダーマン3』の撮影はアメリカのアトランタで行なわれているのだけれど、その場所が、トムの中では思い出の場所だった。24歳となったトムは、こう語る。

 「『スパイダーマン3』の撮影は数ヵ月前に始まったんだけど、アトランタに戻ってきて撮影しているからクレイジーだし変な気持ちだよ。ここはスパイダーマン役のオーディションをした場所だし、撮影は、じつは僕がオーディションをしたステージで行なわれているんだ。18歳で、不安で、『オーマイゴット。この仕事を取れたらいいな!』と思いながら通って行ったドアを、24歳になり、3作目を作り、人生を愛し、自信を持って、自分に起こるすべてのことを楽しみながら、ふたたび通って行くという。本当に変な感じで、原点に戻ってきたって感じだよね。だから、素晴らしいよ。最高」

画像: 2014年当時のトム・ホランド。

2014年当時のトム・ホランド。

 イギリス出身のトムが、世界的スターとなるきっかけとなったスパイダーマン役。そのオーディションを受けた当時のトムを思い出し、成長した現在のトムを見ると、なんだか胸にグッとくるものがある。それはファンだけでなく、ディズニー/ピクサーのアニメーション映画『2分の1の魔法』で、トムが演じたイアンの兄バーリーを演じたクリスも同じだったようで、感慨深い様子でトムの言葉に耳を傾けていた。

 まだまだ詳細は明かされていない『スパイダーマン3』だけれど、ベネディクト・カンバーバッチが演じるドクター・ストレンジが登場すると報じられている。また、旧『スパイダーマン』作品からも豪華キャストが復帰するのではないかと言われており、『アメイジング・スパイダーマン2』でジェイミー・フォックスが演じたエレクトロ、2004年の『スパイダーマン2』でアルフレッド・モリーナが演じたドクター・オクトパス、さらには、歴代スパイダーマン俳優のトビー・マグワイアとアンドリュー・ガーフィールドや、トビーのスパイダーマン作品でメリー・ジェーン・ワトソンを演じたキルスティン・ダンストの名前もあがっている。(フロントロウ編集部)

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