マスクを外しても綺麗なリップを保つ秘訣
唇にツヤとうるおいを与え、ぷるんと弾むような唇を叶えてくれる「リップグロス」。ふっくらボリューミーな色っぽい唇を演出してくれる優秀なアイテムだけれど、マスクが手放せなくなった昨今では、マスクの内側に付着しそうなリップグロスは避けられがち。
しかし、最近はマスクへの色移りが少ないマット系のリップばかり使っていて、少しリップメイクがマンネリ気味…という人もいるのでは?
実は、リップグロスでも上手な塗り方さえマスターすれば、マスクの下でもキレイにキープすることができるとプロは言う。さっそく、リップグロスを長持ちさせるテクニックをご紹介。
テク1.リキッドルージュの上から塗る
「リップグロスを長持ちさせるためには、マットタイプのリキッドルージュを先に塗り、その上から光沢のあるリップグロスを塗ると、ツヤと色持ちが良くなる」と、米Makeup.comで話すのは米コスメブランド「AJ Crimson Beauty」の創業者でメイクアップアーティストのエージェー・クリムソン。
リキッドルージュを持っていない場合は、代わりに“リップライナー”を使うのもアリ。メイクアップアーティストのサバンナ・レイは「リップグロスをつける前に、リップライナーで唇全体にラインを引くことは、(グロスの色持ちには)確実に役立つコツのひとつ」と話し、プライマーのようにリップグロスの色持ちをサポートしてくれると彼女は言う。
両方持っていなかったり、透明(クリアタイプ)のリップグロスを使いたい場合は、ルースパウダーで代用するのもひとつの手。リップグロスをのせるまえに、唇の上に薄くルースパウダーをつけることで「(唇に)リップグロスがしっかり密着する」とサバンナは言う。
テク2.セッティングスプレーを吹きかける
リップグロスを塗り終えたら、最後にメイク崩れを抑えてくれる“セッティングスプレー”を唇の上からふんわりとかけて、リップグロスのキープを高めるのもオススメ。
とくに、現在はリップ以外にも、アイメイクやチークとして併用できるマルチタスクなリップグロスも多数発売されているため、目元や頬にリップグロスをのせる場合でも、セッティングスプレーは大いに役立つそう。サバンナは「リップグロスを顔や頬などに塗るときも(セッティングスプレーなら)しっとり感を損なわずにメイクになじませてくれる」と勧めている。
ただし、同じようにメイク崩れを抑えてくれる“セッティングパウダー”をリップグロスの上からのせるのは御法度。リップグロスとパウダーが混ざってしまい、ベタッとした仕上がりになるため、あまりオススメできないとサバンナは忠告する。
マスクをしていても、可愛いリップメイクをするだけで気分が上がるもの。プロの塗り方を参考にリップグロスを楽しんでみて。(フロントロウ編集部)