ローズの香りは「甘すぎる」「女性らしい」というイメージを払拭する、現代的で新しいジェンダーレスなローズ系フレグランスを厳選。ローズの固定概念を覆すセンス抜群のフレグランスを今すぐチェック!(フロントロウ編集部)

奥深きローズフレグランスの世界

 古くから人々の心を惹きつけてやまない「香りの女王」で知られるバラの花。みずみずしく透明感のある香りが特徴で、フローラルノートのフレグランスのなかでも圧倒的な人気を誇っている。

 ただ、ローズの香りと聞くと、ふんわり甘い女性らしい香りをイメージされることが多く、少し子供っぽい印象を持つ人も少なくない。

画像: 奥深きローズフレグランスの世界

 でも実は、ローズとひとことに言っても、その香りの種類はさまざま。落ち着いたウッディから力強いスパイシーなものまで、男女でも兼用できるユニセックスなローズ系フレグランスは多数存在する。今回は、大人こそ楽しめるセンス抜群のローズ系フレグランスを5つご紹介。いまの時代を象徴する、自由な発想が生んだ新しいローズの香りを堪能してみて。

LE LABO「ローズ 31 オードパルファム」

 ルラボの「ローズ 31 オードパルファム」は、バラの魅力的な香りを、男女問わずまとえるように力強い香調に仕上げたフレグランス。

 繊細なセンティフォリアローズをメインに、クミン、乳香、シダー、かすめるようなアンバーのウッディノート、スパイシーノート、アニマルノートを絶妙に組み合わせることで、ミステリアスな奥深い香りに仕上げている。価格は50mlで20,500円(税抜)。

画像: @Le Labo

@Le Labo

TOM FORD「ローズ プリック」

 トム・フォードの「ローズ プリック」は、世界でもっとも稀少性の高いバラの1種であるブルガリアン ローズを筆頭に、ローズドメ、ターキッシュ ローズと稀少なバラだけを重ね合わせた野性味あふれるフローラルフレグランス。

 華やかなフラワーノートに、ウッディなパチョリや甘さのあるトンカなどを加えることで、ブルガリアン ローズの魅力を強調。ラストノートにはトルー バルサムとムスクが顔を出し、バラの棘(プリック)のようなスパイシーで刺激的な世界へと誘ってくれる。価格は50mlで35,000円(税抜)。

画像: @Tom Ford

@Tom Ford

Aesop「ローズ オードパルファム」

 イソップの「ローズ オードパルファム」は、日本生まれの“和バラ”からインスピレーションを得た強くしなやかな香りのフレグランス。

 バラを基調としながら、爽やかなシソの香りにウッディ、スパイシー、アーシーを加え、深みのある香りを表現。また、日本をイメージしてお香を焚いた後のようなかすかな残り香も魅力のひとつ。繊細ながらも開放的なニュアンスで、性別を問わず楽しむことができる。価格は50mlで19,800円(税抜)。

画像: @Aesop

@Aesop

Diptyque「オードトワレ オーローズ」

 ディプティックの「オー ローズ」は、花の女王と呼ばれるダマスク・ローズと、南フランスで16世紀から栽培されているセントフォリア・ローズの2種をブレンドした華やかなフローラルノートのフレグランス。

 ローズの優雅さ、フルーティーなアクセント、少し酸味のあるグリーンが重なり合うことで、モダンで気品あふれる香りに仕上げている。価格は50mlで12,500円(税抜)。

画像: @Diptyque

@Diptyque

Byredo「リル フルール オードパルファム」

 バイレードの「リル フルール オードパルファム」は、バイレードのクリエイティブディレクターであるベン・ゴーラムが、若者たちの溢れ出るような感情、若々しさから着想を得たジェンダーレスなフレグランス。

 フレッシュなダマスクローズやメインに、サフラン、カシス、タンジェリンのフルーティーな香りが溶け合い、レザーが温かみのある香りを演出。そして、洗練されブロンドウッドとアンバーの落ち着いた余韻が香り全体を引き立ててくれる。価格は50mlで18,500円(税抜)。

画像: @Byredo

@Byredo

 従来の女らしさのシンボルとしてではなく、現代的な香りとして再び注目を集めるローズ系フレグランス。ジェンダーの枠を超える上質な香りを身にまとって、素敵な気持ちで1日を過ごしてみるのも良いかも。(フロントロウ編集部)

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