ボッテガ・ヴェネタがSNSを削除
セリーヌ(Celine)の元デザイナーであるフィービー・ファイロの右腕として活躍していたダニエル・リーがクリエイティブディレクターに就任し、生まれ変わったボッテガ・ヴェネタ(Bottega Veneta)。
これまでもボッテガ・ヴェネタは人気が高かったけれど、ダニエルが就任して以降、ザ・ポーチやザ・チェーンカセットというシンプルかつ大胆なバッグやスクエアトゥの遊び心溢れるサンダルなど続々と大ヒットアイテムを連発してきた。
全身ボッテガ・ヴェネタで統一したロージー・ハンティントン・ホワイトリー。
そして2020年10月に行なわれた春夏コレクションでは、極一部の人しか招待しないうえ12月まで詳細が伏せられるなど、これまでとは違った新しい動きを見せてきた。そんなボッテガ・ヴェネタがインスタグラム、ツイッター、そしてフェイスブックといったソーシャルメディアのアカウントを全て削除していたことが分かった。
セレブの間では普通にPR投稿をするよりも大きなインパクトを生み出せるとして、ニューアルバムをリリースしたり新作映画やドラマを宣伝したりするタイミングでインスタグラムの投稿を全削除することはあるけれど、アカウントごと消すことはほとんどない。
ましてやソーシャルメディアでの宣伝が重要視されているファッションブランドが、SNSのアカウントを全て削除するということはブランドにとってかなり大きなチャレンジ。ボッテガ・ヴェネタが、なぜソーシャルメディアのアカウントを削除したのかについて声明は発表されていないけれど、新しいプロジェクトを行なうなど様々なウワサが浮上している。(フロントロウ編集部)