自分に合った眉コスメの見つけ方
眉毛の仕上がりは、毛並みを生かした自然な眉やキリッとしたシャープな眉、ふんわりとした眉など人によって好みはそれぞれ。さらに元々の毛の濃さやアーチにも差があるため、どんな眉毛に仕上げたいかによって、自分に合う眉コスメのタイプは違ってくるそう。
モデルのアシュリー・グラハムやスキ・ウォーターハウスなどセレブのメイクを手掛けるメイクアップアーティストのカリッサ・フェレーリは、「眉毛のメイクに使うコスメやツールについて、適切なものを選べていない人は意外に多いと思う」と米Byrdieにコメント。どんな眉メイクにどんな眉コスメが合うのか、その選び方を紹介した。
形を変えて見せたい:パウダータイプ&斜め型ブラシ
元々ある眉毛の形をメイクで大幅に変えるのはなかなか難しいけれど、それでも比較的形を変えやすいのがパウダータイプ。ナチュラルに色をのせられるパウダーアイブロウは、眉山の丸みやシャープさを自然に変えられるのが魅力。そしてそのパウダーのメリットをより生かしてくれるツールが、毛先が斜めにカットされたアイブロウブラシ。
パウダーアイブロウを斜め型のブラシでのせることをオススメする理由についてカリッサは、「眉毛の毛をとらえながらパウダーをのせることができるから、毛流れやアーチの角度などを好きなようにコントロールできる」と説明。斜め型のブラシは、パウダータイプのパレットに付属されていることも多いけれど、持っていない場合は1本ゲットしておくとよさそう。
濃さをアップしたい:ペンシルアイブロウ
自眉毛が薄い人や、生えていない部分がある人にオススメなのが、ペンシルタイプの眉コスメ。カリッサは、「ペンシルを軽く持って、毛流れに合わせて眉毛のまばらな部分を埋めるように線を描いていくとリアルに見えるよ」とアドバイス。
そして、さらに自然に見せるためにカリッサが教えてくれたのは、先ほど登場した斜め型のブラシでぼかすテクニック。ペンシルで線を描いた部分をブラシでブレンドすることでラインが柔らかくなり、ふんわりとした印象に仕上げることができるそう。
ヨレなさを重視したい:眉マスカラ
時間が経つと眉毛のメイクが消えてしまったり薄くなったりするというのが悩みなら、ヨレにくさ抜群の眉マスカラを選ぶのがベスト。
カリッサによると、ほかのタイプの眉コスメよりも断然キープ力に優れているのが、マスカラタイプだという。しかも、ささっと使えて眉毛をある程度濃く見せることもできるので、時間がないという人にもオススメ。でも重ね塗りしすぎると、まつげのマスカラ同様ダマになりやすいため、できれば2回ほどに留めるのがいいそう。
形や濃さ、ヨレなさといった眉メイクへのこだわりで違ってくる、選ぶべき眉コスメ。眉毛のメイクを変えたいなと思ったら、今一度どのタイプが合っているか見直してみて。(フロントロウ編集部)