フィフス・ハーモニーのメンバーであるローレン・ハウレギが、セックスが好きな女性は「尻軽」だとする持論を投稿した男性のデートコーチに反論した。(フロントロウ編集部)

ローレン・ハーモニーが女性蔑視なデートコーチに反論

 フィフス・ハーモニーのメンバーで、現在はソロとして活動しているローレン・ハウレギが、ツイッターで女性蔑視な持論を展開していた男性のデートコーチに牙を剥いた。

画像: ローレン・ハーモニーが女性蔑視なデートコーチに反論

 ローレンが批判したのは、ヨギオーブス・リボーン氏というデートコーチによるツイートで、ツイッターのプロフィールによれば、リボーン氏はデートコーチとして「女性に振る舞い方を教え、男性が家長になるのを助ける」仕事をしているという。

 リボーン氏は先日、「尻軽にはそう呼んでやろう。『尻軽』と。男たちはこういう淫乱な売春婦たちと寝ることはするが、結婚はしない。いつか結婚しないのなら、この道には足を踏み入れるな! 純潔な女性のほうが愛らしい。もしこれが頭に来るとしたら、アンタは尻軽だよ!」とツイートして、結婚する前に性交渉をする行為は女性の場合はダメだとする、女性差別な持論を展開した。

 このリボーン氏によるツイートはローレンの目にも止まったようで、彼女はこのツイートを引用する形で彼に反論。「驚いた、私は尻軽ってこと? 爆笑。アンタたちはすごい惨めだし、女性をイかせることもできないんでしょうね。私たちが安心してオーガズムできて、セックスを楽しめるようにしてよ、ヨギ。それから、セックスワークは大昔かられっきとした仕事だよ。汚いあなたたちから利益を得る人たちを責めるなら、まずは男性がセックスにお金を払うのをやめてからにして」と強烈な言葉でリボーン氏に言い返した上で、彼が女性を揶揄するために使った「売春婦」という言葉について、セックスワークは「れっきとした仕事」だと反論した。

 ローレンはこのツイートに続ける形で、「この無知で取るに足らない女性差別野郎のロジックによれば、こういう男たちと寝たら女性は淫乱になってしまうみたいなんだけど、そうなると最初に淫乱だったのは誰?」と投稿して、性行為をすることで女性だけが「淫乱」と批判されるのは筋が通らないと付け加えた。

メーガン・ジー・スタリオンも苦言

 女性がセックスや快感について話題にすることを“タブー”のように見なす風潮については、昨年、カーディ・Bと共に「濡れたアソコ」を意味する“究極のフェミニズムアンセム”「WAP」をリリースしたメーガン・ジー・スタリオンも言及している。

画像: メーガン・ジー・スタリオンも苦言

 メーガンは「男たちは長い間、自分たちがセックスを所有しているように思い込んできたと私は思っていて、そんななかで、今や女性たちが『これは私のため。快感が欲しい。私が欲しいのはこういうもので、ああいうのはイヤ』っていうことを言っているわけでしょ。それが男たちを震え上がらせているの」と「WAP」に向けられている批判について指摘

 そうした批判について、「怒りや不安から生じているものだと思う」とした上で、「だって、どうして私の『濡れたアソコ』にムカつくわけ? 私のものなのに」と続け、自分の身体は自分が所有しているものであり、そのことについて歌っている楽曲に批判が寄せられていることが理解できないと語った。(フロントロウ編集部)

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