まるでティアラのようにかわいい「クラウンブレイズ(王冠風三つ編み)」の簡単アレンジ方法を海外のヘアスタイリストが伝授。(フロントロウ編集部)

上品でキュートな「王冠風三つ編み」

 クラウンブレイズ(王冠風三つ編み)は、三つ編みアレンジのひとつで、生え際に沿って髪を編み込んだヘアスタイルのこと。王冠やティアラのように見えることから、この名称がついたとされている。

 そんなクラウンブレイズの最大の特徴は、どんな髪質やレングスでもアレンジしやすいところ。また、タイトに結んでスッキリとした印象に見せたり、編み込み部分をゆるめてふんわり柔らかに仕上げたりと、様々な雰囲気を楽しめるの魅力のひとつ。

 一見すると、編み込みの仕方が複雑でむずかしそうに見えるけれど、プロいわく、コツさえ掴めば誰でも上手に作ることができるという。俳優のアン・ハサウェイやモデルのクリッシー・テイゲン、プラスサイズモデルのアシュリー・グラハムなど、数々のトップセレブを手がける売れっ子ヘアスタイリストのデビッド・ロペスが、簡単かわいい「クラウンブレイズ」の作り方を米Byrdieで紹介した。

クラウンブレイズの作り方

ステップ1:はじめに、クラウンブレイズを作りたい部分を取り分ける。コームの柄などを使って、耳の後ろから反対側の耳の後ろまで、頭頂部を横切るようにまっすぐな分け目を作る。髪の量が少ない場合は、耳の後ろから髪を少し持ってくると、三つ編みにボリュームを持たせることができるそう。

 クラウンブレイズを作る部分を取り分けたら、編み込みの邪魔にならないように残りの髪はゴムでひとまとめにする。ただし、きつく結ぶと跡が残ってしまうため、クリップやシュシュなどでまとめるのがオススメ。

画像1: クラウンブレイズの作り方

ステップ2:次に、三つ編みを作りたい方向にあわせ、左から右もしくは反対の方向に髪を梳かしていく。「髪を三つ編みにしたい方向にブラッシングすること、髪の絡みやもつれが取れて編み込みしやすくなる」と話すデビッド。また、このときヘアオイルなどを少量つけると、スタイリングがしやすいとも話している。

ステップ3:いよいよ、髪を王冠風に編み込んでいく。まず、従来の編み込みのように髪の毛を3つに分けたら、後頭部側の毛束(1)を真ん中の毛束(2)に交差させて、次に後頭部側からもってきた毛束(3)に耳側の毛束を交差させる。

画像2: クラウンブレイズの作り方

 そして、後頭部側に移動させた毛束(2)に新しく毛束を加えて交差させたら、耳側の毛束にも新しく毛束を加えて交差させる。あとは、髪の生え際に沿ってこのステップを何度か繰り返して、反対側の耳の後ろに届くまで編み込んでいく。デビッドは「最後に髪をゆるめるので、きつく編みすぎないように」とアドバイス。

ステップ4:反対側の耳まで近づいてきたら、デビッドは「三つ編みを顔の前ではなく、後ろに向かって引っ張りながら毛先まで三つ編みする。そしてクリアなゴムで結んで」と助言。ちなみに、顔まわりにおくれ毛を出す場合は、ゴムで結ぶ前にあらかじめ出しておくのが良いそう。

ステップ5:三つ編みの毛先をゴムで結んだら、編み込み部分を均一にゆるめ、王冠になるように反対側の耳の後ろに持っていき、ヘアピンで固定する。最後に、ヘアクリップやシュシュでひとまとめにした残りの髪を解いて全体を整えたら出来上がり。

 普段使いにもお呼ばれヘアにも使えるキュートな「クラウンブレイズ」。ほんの少しの手間で雰囲気をガラリと変えることができるので、いつものヘアスタイルにマンネリ気味の人はぜひチャレンジしてみて。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.