ツートーンカラーやインナーカラーなど、今年も2色以上のヘアカラーを使ったヘアスタイルが大人気。そんなオシャレで個性的なヘアスタイルを“セルフカラー”で叶える方法を海外のヘアスタイリストがアドバイス。(フロントロウ編集部)

セルフで多色カラーを成功させるコツ

 2色のコントラストを楽しむ“ツートーンカラー”や髪の内側を染める“インナーカラー”、複数の色を組み合わせたカラフルな“多色使いカラー”など、2色以上のヘアカラーを組み合わせてニュアンスを楽しむトレンドのヘアスタイル。

  誰ともかぶらないような、個性的で自分らしいオシャレを叶えてくれる人気のヘアカラーだけれど、自分で染めるのは難しいと思っている人も多いのでは? 

 しかし、プロのヘアスタイリストによると、正しい手順さえマスターすれば、セルフカラーでも失敗せずに理想のヘアスタイルに仕上げることはできるという。ロレアルのへカラーブランド「Color&Co」の教育部門のアシスタントバイスプレジデントを務めるデーブ・ローゼンバーグが、その詳しい手順を米Makeup.comで紹介した。

ステップ1:はじめに、髪を数カ所に分けてブロッキング。髪をしっかり梳かしたら、耳前左、耳前右、後頭部上、後頭部下と4つのブロックに分けて、ゴムでしっかり結ぶ。デーブいわく、生え際やつむじ周りは染まりやすく、襟足は染まりにくいため、2色以上のヘアカラーを使う場合は、できるだけブロッキングしたほうが失敗しにくいと話している。

画像1: セルフで多色カラーを成功させるコツ

ステップ2:次に、ヘアカラー同士が混ざり合わないように、アルミホイルを使って色を塗り分けていく。アルミホイルを適当な大きさに切ったら、染めたい毛束の下にセットして、その上から薬剤を塗る。塗り終えたら、髪を包むようにホイルを閉じる。これを各セクションごとに繰り返していく。

画像2: セルフで多色カラーを成功させるコツ

  ちなみに、セルフで髪を染めるときは、必ず染まりにくい襟足から始め、後頭部、サイド、頭頂部、前髪の順番で染めていくのが良いそう。また、つむじまわりは体温が高く染まりやすいため、薬剤の量には注意するようアドバイスしている。

ステップ3:髪全体を染め終えたら、説明書に従って数分ほど放置して、髪を洗い流していく。このとき、“暗いトーン”のヘアカラーから洗い流すのがポイント。

画像3: セルフで多色カラーを成功させるコツ

 デーブは「必ず、暗いトーンのヘアカラーをよくすすいで水が透明になってから、明るいトーンのほうを洗い流して」と助言。なんでも、最後に髪全体を一緒に洗ってしまうと、せっかく塗り分けたヘアカラーが混ざり合い、望まない色に仕上がる恐れがあるのだとか。

 理想のヘアスタイルを叶えるプロのテクニック。なかなかヘアサロンに行く時間がない、低コストに抑えたいという人はぜひチャレンジしてみては。(フロントロウ編集部)

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