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『ワイルド・スピード』でドミニクを演じるヴィン・ディーゼルが、9作目に対する思いを語った。(フロントロウ編集部)

5月に全米公開予定の『ワイルド・スピード9』

 映画『ワイルド・スピード』シリーズの9作目となる『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』が、全米で2021年5月28日に公開される。当初は2020年5月22日に公開予定だった本作は、新型コロナウイルスの影響によって2度の公開予定日延期を経て、当初の予定より約1年後の2021年5月28日に公開となった。

 これまでにスピンオフを含めて9作品が公開されている通称『ワイスピ』シリーズは、主人公ブライアンを演じたポール・ウォーカーの不慮の死を乗り越え、全世界に熱烈なファンを持つシリーズへと成長している。

『ワイスピ』は劇場で見たい!

 そんな『ワイルド・スピード』の魅力はもちろん、カーアクション。アメリカ車はもちろんのこと、日本の国産車からヴィンテージカーまで様々な車が登場し、キャラクターたちが乗りこなしてきた。

 新型コロナウイルスの影響によって、劇場公開を予定していた映画がストリーミングサービスでの配信になることも多く発生している。しかしアクションが魅力の『ワイルド・スピード』は公開延期という選択をし、劇場公開を死守した。

 そんな劇場公開は、ドミニク(ドム)を演じるヴィン・ディーゼルの情熱が注がれる先でもあったよう。英Total Filmのインタビューで、こう語っている。

画像: 『ワイスピ』は劇場で見たい!

 「劇場での経験というものに力を注いできた。俺はこの人生をそれに捧げてきたんだ。みんなが一緒に見に行きたいと思う作品とともに5月28日に劇場に戻れると分かっているのは最高の気分だよ」

 『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』には、ジョン・シナが演じるドムの弟ジェイコブが登場する。そんなジョンもまた、「『Fast 9』は間違いなく映画館に行く理由だ」とファンにメッセージを送っており、兄弟そろって劇場公開を喜んでいる。

 また、ヴィンがグルートを演じた『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズでヨンドゥ・ウドンタを演じ、『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』ではバディという名前のキャラクター役で出演したことが明らかになっているマイケル・ルーカーも以前、「公開が遅れたおかげで、(我々が)大きなスクリーンに戻ってこられるから、本当に嬉しく思うよ」と、劇場公開を優先したことを喜んでいた。

 ちなみに『ワイルド・スピード』は、アメリカのフロリダ州オーランドにあるユニバーサル・オーランド・リゾートのなかの1つであるユニバーサル・スタジオ・フロリダに、本シリーズがテーマの「Fast&Furious: Supercharged」というアトラクションがある。3Dメガネによって時速100マイルを超えるカーチェイスを全身で体験できるもので、映画館での映画鑑賞に引けを取らない経験が出来る。アトラクションがオープンした時には、ヴィンも喜んでプレミアイベントに参加していた。(フロントロウ編集部)

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