『セックス・アンド・ザ・シティ』の続編『And Just Like That...(原題)』によって、サラ・ジェシカ・パーカー、シンシア・ニクソン、そしてクリスティン・デイヴィスが受け取るギャラの金額が、巨額…。(フロントロウ編集部)

『SATC』続編ドラマの制作決定

 1998年から2004年にかけてドラマが放送され、2008年と2010年に2作品の映画が公開された『セックス・アンド・ザ・シティ』シリーズが、ふたたびドラマシリーズとして帰ってくることが発表された。

 『And Just Like That...(アンド・ジャスト・ライク・ザット…)』というタイトルの続編は、計10話とミニシリーズとなるそうで、米HBOのストリーミングサービスであるHBO Maxで配信される。

 本作では、サラ・ジェシカ・パーカー演じる主人公でコラムニストのキャリー・ブラッドショー、シンシア・ニクソン演じる弁護士のミランダ・ホッブス、クリスティン・デイヴィス演じるアートディーラーのシャーロット・ヨークがふたたびカメラの前に姿を現し、50代となったキャラクターたちの友情や恋愛、日常を描く。

 前々から伝えられていたとおり、セックスに奔放なPR会社社長のサマンサ・ジョーンズを演じたキム・キャトラルは復帰しない。

『SATC』メインキャスト3名のギャラは…

 ファン待望の新シリーズの発表は世界を駆け回ったけれど、もう1つ、注目されていることが。それは、サラ、シンシア、そしてクリスティンの“ギャラ”。

画像: 『SATC』メインキャスト3名のギャラは…

 米Varietyが報じたところによると、『And Just Like That...』で3人が“1エピソード”につき受け取る報酬はなんと…、約1億1,000万円(100万ドル)! 1エピソードにつき約1億円ということは、全10話である本シリーズから、3人はそれぞれ約11億円を受け取ることになる。

 ここ数年のハリウッドでは、一流スターがドラマ出演の際に、1話につき1億円以上を求めることはスタンダートになってきており、例えばニコール・キッドマンやリース・ウィザースプーン、ジェニファー・アニストンやパトリック・スチュワートなども、そういったスターのなかに入っている。また、高額なギャラは、とくにストリーミングサービスの作品でよくある話だという。

 とはいえHBOといえば、2011年から2019年にかけて放送されたドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』では、一部メインキャストと、視聴率などの結果によって1話につき最大200万ポンド(約2億8,000万円)のギャラとなる契約を結んでいたことでも有名。

 さらに、『And Just Like That...』がそれだけの価値があると見ているということ。ファンからも制作側からも熱視線を注がれる『And Just Like That...』の配信開始日はまだ発表されていないけれど、期待高まる!(フロントロウ編集部)

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