『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』でチャーリーを演じるアレクサ・ニセンソンが、シーズン4のあのシーンの影響で、11歳にして殺害予告を受けた経験を明かした。(フロントロウ編集部)

 ※この記事には、『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』シーズン4のネタバレが含まれます。

ニックとチャーリー、衝撃の展開

 2010年のシリーズ開始から11年が経ったドラマ『ウォーキング・デッド』のスピンオフ作品として、5年後の2015年に開始された『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』も、すでにシーズン6までが制作され、シーズン7の制作も決定するほどの長いドラマとなった。

 シーズン4からは、『ウォーキング・デッド』に登場していたレニー・ジェームズ演じるモーガンも活躍しているけれど、シーズン4では他にもある記憶に残る出来事があった。それは、フランク・ディレインが演じたニックの死。

画像: フランク・ディレイン

フランク・ディレイン

 『ウォーキング・デッド』や『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』シリーズといえば、人気キャラクターが突然死ぬことでも有名だけれど、比較的若い人気キャラクターだったニックが殺され、さらに殺した人物が、まだ子供のチャーリーだったこともあり、ファンの間に衝撃が走った。

チャーリー役のアレクサ・ニセンソンに誹謗中傷、脅迫

 チャーリーを演じているのは、当時11歳だったアレクサ・ニセンソン。シーズン4からシリーズに参加した彼女自身も、そのような展開が待っているとは想像もしていなかったそうで、「ショックを受けたよ。そんなことが起こるなんて思ってもみなかった。もっと後に…、5話か6話くらいで卒業すると思ってた」と、物語の展開や、現在まで出演が続くとも思っていなかったと話す。

 シーズン6まで出演が続いているということは、チャーリーは人気キャラクターと言えるけれど、シーズン4でニックを殺すシーンの後には、11歳の子供が経験するには酷いこともあったそう。

画像: アレクサ・ニセンソン

アレクサ・ニセンソン

 現在14歳となったアレクサが、米ポットキャスト『Talk Dead to Me(原題)』で明かしたところによると、その時彼女は、インスタグラムかツイッターで歌を披露していたという。するとコメント欄に、「あなたのことが大嫌い!ニックを殺したから!」というようなメッセージが…。その数は数百、もしくは数千という量だったそう。

 大人でも見たくないコメントを浴びることとなってしまったアレクサだけれど、その状況はさらに悪化。最後には、殺害予告まで受けることになった。

 「その人たちがなぜそういう風に受け取ったかや、その人たちの感じ方は完全に分かるから、その部分は理解できた。でも個人的な話になり、人々が私を脅してきた時は、当然だけど大変だった。誰かが私の家の住所を見つけて、家に来るって言ってきたんだよね。個人的な話になってしまってから、結構時間がかかった。そしてそれは恐怖だった。私にとっても、家族にとっても。そのレベルにまで達するとは予想してなかった」

 まだ子供であるアレクサは、当然家族と一緒に暮らしている。そのため、家が目的地とされる恐怖は、さらに大きなものだったことは簡単に想像できる。

 一方で、シリーズに参加できていることはとても嬉しいそう。『ウォーキング・デッド』シリーズの制作陣はキャストのケアもきちんと行なっていることで有名なため、子役であるアリソンのことは、より一層ケアしてあげていると予想できる。

 ちなみに、『ウォーキング・デッド』の悪役として人気を博した総督役のデビッド・モリシーは、あるキャラクターを虐殺したシーンの放送日の翌日には、スーパーにすら行きづらいと感じたことを明かしている。(フロントロウ編集部)

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