ウーバーイーツには「チップ」制度があるけれど、払ってる人ってどれくらいいるの? どれくらいの金額を払っているの?(フロントロウ編集部)

Uber Eatsのチップ制度

 あのレストランの料理が食べたいけど、外へ出かけたくない…。そんな時に、スマホのアプリで簡単にオーダーできるデリバリーサービスのウーバーイーツを利用したことがある人は多いのでは?

 アメリカで誕生したウーバーイーツだけれど、ここ数年で日本の都市部でも急速に利用者が増え、ウーバーイーツのあの四角いリュックを背負った配達員が街中を走る姿をよく見かけるように。

 そんなウーバーイーツのシステムで、アメリカではすでに実装され日本でも2020年に導入された制度と言えば、チップ制度!

画像: Uber Eatsのチップ制度

Uber Eats配達員が受け取ったチップの金額が…

 アメリカでは、ウーバーイーツでなくとも、レストランなどで自分のテーブルを担当した従業員にチップを渡すことは必須だけれど、日本人にとっては馴染みのない文化であるため、スルーしている人も多いのでは?

 チップは強制ではなく、アプリの画面で“配達員を応援する”という項目の下に、購入した商品分の金額の5%から20%が表示され、そこからチップ代を選ぶか、もしくは自分で金額を打ち込むことができる。

 ウーバーイーツに載っている料理は高額でないものが多く、その商品の金額をもとに計算して払われるチップは、数十円から数百円が多いよう。しかし、チップの文化が根づいているアメリカでは、予想外の金額が払われることもあるよう。

 あるウーバーイーツ配達員は、12月の下旬に16分ほどの時間で1件の仕事をこなした。その代金は3.24ドル(約360円)で、本来であればそれほどのチップは見込めないけれど、そのチップの代金のところには…?

 「200ドル(約2万2,000円)」

画像: ⓒplayingpiano/Reddit

ⓒplayingpiano/Reddit

 なんと、運んだ商品の約62倍もの金額! さすがにこれには、チップを受け取った配達員もびっくり。「これは自分に起こった最もクレイジーな出来事の1つ。この人に長いメッセージを書いて、これが自分にとってどれだけ意味のあることかを伝えられたらいいのに。配達員にチップを渡すすべての人、ありがとう!」と、大感激の様子でコメントしていた。

 また、別の配達員は20時間半働いた後に、合計でいくら配達料を支払われ、いくらチップを受け取ったかを、米Redditで明かした。それによると、配達料は124.77ドル(約1万4,000円)で、チップは242.47ドル(約2万7,000円)となったそう。これによって、チップの重要性とともに、ウーバーイーツが配達員に支払っている賃金の低さも明らかに。また、配達を車やバイクで行なう場合はガソリン代がかかるため、それも考慮すべきという声もあった。(フロントロウ編集部)

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