ラッパーのカーディ・Bがコメディ映画『Assisted Living(原題)』で初主演を務めることがわかった。気になるストーリーは?(フロントロウ編集部)

カーディ・Bがコメディ映画で初主演

 ストリップクラブで働く女性たちが裕福なビジネスマン相手に大金を奪うという、実際の事件をもとにした映画『ハスラーズ』でスクリーンデビューを飾ったラッパーのカーディ・Bが、パラマウント・ピクチャーズが制作する新作コメディ映画『Assisted Living(原題)』の主演に抜擢されたことを、米Varietyほか複数のエンタメ専門メディアが伝えている。

 気になるストーリーは、強奪に失敗し、自身の手に負えなくなってしまったカーディ演じる小悪党のアンバーが、警察やかつての仲間たちから追われ、逃亡の末、身を隠すために“老婆”に変装して、疎遠になっていた祖母が暮らす老人ホームへと向かう、というもの。

画像: カーディ・Bがコメディ映画で初主演

 元ストリッパーという異色の経歴を持つカーディは、その経験を生かし、映画『ハスラーズ』で主演のジェニファー・ロペスやコンスタンス・ウーの同僚のストリッパーを熱演。また、2021年に公開が延期された大ヒットシリーズの最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』にもレイサ役で出演しており、俳優としてのキャリアを着々と積み重ねている。

 「Bodak Yellow(ボダック・イエロー)」の大ヒットにより、一躍人気ラッパーの仲間入りを果たしたカーディは、2019年のグラミー賞で、女性アーティストとして史上初めて最優秀ラップ・アルバム賞を受賞するなど、すでにラッパーとして大成功を収めている。野心に満ちたタイプなので、今後は、俳優としてのキャリアも順調な先輩アーティストのジェニファー・ロペスのように、二足のわらじを履いて活動していくことになる予感。(フロントロウ編集部)

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