『ブリジャートン家』、濡れ場では「お尻」にもメイクばっちり
世界70カ国以上で視聴者数ランキング1位を記録し、これまでに発表されたNetflixのオリジナルシリーズのなかでも屈指の成功を収めた作品として、ますます注目を浴びているドラマ『ブリジャートン家』。
19世紀末のロンドン社交界を舞台に、貴族たちのスキャンダラスな恋模様や、現代社会とはほど遠いものの、なぜか共感してしまう葛藤やヒューマンドラマを描いた同作は、ロマンチックかつ過激なラブシーンが連発することでも話題に。
フィービー・ディネヴァー演じるダフネ・ブリジャートンと、同作で熱狂的なファンを増やしているヘイスティング公爵ことサイモン・バセット役のレゲ=ジャン・ペイジの情熱的ラブシーンに次いで、濡れ場が多いのが、ダフネの兄でブリジャートン家の長男アンソニーを演じるジョナサン・ベイリー。
あるセックスシーンでは、ジョナサン演じるアンソニーのお尻が丸写しになる場面があるのだが、このシーンでは、彼のしっかりお尻にもメイクが施されていたことが明らかになった。
お尻にメイクをした納得の理由
キャストたちの素肌が露わになるシーンも多い『ブリジャートン家』。同作だけに限らず、欧米の映画やドラマでは、顔だけでなく、体を魅力的に演出するためにボディメイクが施されるケースも多いけれど、ジョナサンがお尻にメイクをしなくてはならなかった理由が、ちょっとクスッときてしまうものだった。
英トーク番組『Lorraine』との動画インタビューで、お尻にメイクをしてもらっている最中の写真を公開し、該当のシーンについて振り返ったジョナサン。
お尻メイクの意図について「ちょっとテカりを抑えてもらっただけ」とジョークを飛ばしていたが、じつは、本当の理由はまったく違うものだった。
『ブリジャートン家』のキャストたちのメイクを担当するメイクアップアーティストのマーク・ピルチャーいわく、ジョナサンのお尻にメイクチームから「待った!」がかかったのは、彼のお尻にビキニブリーフの日焼け跡がついていたから。
「日頃からジョーク好きのジョナサンは、“お尻がテカっていたから”なんて冗談を言っていたけど、そうじゃないんだ。本当は、メイクチームの1人が彼のお尻にSpeedo(スピード)のビキニブリーフの日焼け跡があるのに気づいてね」と、ジョナサンが演じる摂政時代の貴族であるアンソニーのお尻にビキニブリーフの日焼け跡があったら絶対におかしいということで、あわててメイクで隠したそう。
マークにアンソニー役のメイクをしてもらうジョナサン。
自然をこよなく愛し、インスタグラムではビーチや山で撮影した写真を頻繁に公開しているジョナサン。鍛え抜かれた美ボディの持ち主がゆえ、これまでに出演した作品でも、お尻を晒すシーンが多かったという彼は「僕が演じる役はお尻を出す役ばっかりだよ!」と英Glamourに自虐していたが、『ブリジャートン家』で貴族を演じるにあたり、お尻の日焼けにまで気を使わなくてはいけないとは、思っていなかったよう。(フロントロウ編集部)