ドバイで誕生した全く新しい発想のネイルサービス「スマートネイル」が斬新すぎると話題を呼んでいる。ハイテクな技術を取り入れたスマートネイルとは一体?(フロントロウ編集部)

ドバイで生まれたハイテクネイル「スマートネイル」

 世界中の大富豪が集まる場所と言われているドバイ。そんなドバイの中心部にあるサロン「ラヌール・ビューティー・ラウンジ」でスタートしたのが、なんとマイクロチップを爪に貼るサービス「スマートネイル」。

 マイクロチップを貼るというと一体どんな見た目か気になるけれど、ネイルとしてのデザイン自体は、キラキラとしたパーツを使った一見なんの変哲もないネイル。事前にマイクロチップを貼りつけてからラメやビジューなどのパーツでコーティングすることで、一見普通のネイルなのにまるで名刺のように使えるハイテクなネイルになるという。

 この「スマートネイル」が一体どんなことを実現してくれるのか?

スマホをかざせば爪が名刺代わりに

 スマートネイルで爪に貼りつけるのは、交通系ICカードなどにも使われているNFCチップというマイクロチップで、スマホなどの端末をかざすだけで通信ができるもの。このチップに自分の電話番号やメールアドレス、SNSのアカウント情報などを保存しておくことで、ネイルがまさしくスマホで読み取れる名刺になるのだそう。

画像: スマホをかざせば爪が名刺代わりに

 スマートネイルが誕生したきっかけについてラヌール・ビューティー・ラウンジのCEOであるヌール・ナカレムは、「ビジネスミーティングをしているときに、身体の一部であり持ち運ぶ必要のない指の爪を使って、データが共有できたらおもしろいんじゃないかと思いついた」と中東メディアGraziaでコメント。現在は名刺ほどの基本的なデータ量しか保存できないものの、今後はネイルがサイフ代わりとして使えるキャッシュレス決済機能などもどんどん開発していく予定なのだとか。

 ネイルが通信機器となるとセキュリティ面が気になるけれど、心配無用。 NFCチップを使った通信は、スマホ決済のような超至近距離でしか行なえないため、知らないうちに情報が漏れていた、なんていう心配はないそう。

 価格はというと、パーツを使ったコーティングも込みで約7,000円。ただし爪は自然に伸びてしまうため、スマートネイルの寿命は3週間ほど。ちなみに2回目以降は約4,000円で貼り直してもらうこともできるという。

 名刺交換の時に、さっと爪先を指し出すという新アイディア。果たして、ドバイで成功を収めるか?(フロントロウ編集部)

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