プロが勧めるふさふさまつげをつくるケア
毛の周期によって日々抜けたり生えたりを繰り返しているまつげ。まつげは毎日平均で5本ほど抜けると言われているけれど、とくに抜けやすいのが冬の時期。
セレブも通うビバリーヒルズのまつげサロンD'lashesの創業者であるディオンヌ・フィリップスは、「まつげは、乾燥したり水分が不足したりするとダメージを受けやすいから、冬はほかの季節にくらべてたくさんの毛が抜けやすい」と米メディアBustleで説明。また、新陳代謝が活発な夏にくらべてまつげの成長が遅くなりやすく、これによってもまつげが少なくなりがちなのだとか。
では必要以上に抜けるのを防いでふさふさのまつげに近づけるには、どんなことに心がけるといいのか。プロが勧める冬のまつげケアをチェック。
メイクをしっかりオフ
まつげが抜ける原因のひとつが、目元にメイクや汚れが残っていることによるダメージ。NYを拠点に活動する皮膚科医のハドリー・キング医師は、「まつげが長時間マスカラでコーティングされていたり、その周りの目元が清潔に保たれていないと、まつげがもろくなって抜けやすい」と話し、ふさふさのまつげをつくるためには必ずしっかりとメイクを落とすよう勧めた。
ただし、クレンジングの際の摩擦を与えすぎることもNG。決して強くこすったりひっぱったりせず、優しく落とすことも大事だという。
ペプチドとアミノ酸でまつげケア
まつげをケアするまつげ美容液は、まつげの成長を促す成分がたっぷり入っているものを選ぶと効果を実感しやすいそう。NYにあるジョーイ ヒーリー アイブロウ スタジオのオーナーを務めるジョーイ・ヒーリーは、「ペプチドとアミノ酸が豊富に入ったまつげ美容液を取り入れてみて」とアドバイス。
まつげは、アミノ酸で構成されたたんぱく質が主成分。そのため、同じくたんぱく質であるペプチドとアミノ酸が配合されたまつげ美容液を塗ると、抜けすぎを防いだり成長を促進したりできるそう。またまつげ美容液だけでなく、マスカラやマスカラ下地もまつげをケアする成分入りのものを選んでみるのも◎。
規則正しい生活を心がける
意外にもまつげに悪影響を及ぼすというのが、不規則な生活やストレスを溜め込むこと。皮膚科医のキャロライン・チャン医師は、「ほかのパーツの毛と同様、まつげが抜けるのもストレスや生活習慣が大きく関係している」とコメント。ストレスホルモンであるコルチゾールがまつげの成長サイクルを狂わせることなどが原因だそう。
なるべくストレスを溜め込まず、十分な睡眠時間をとり、しっかりと栄養をとることで、必要以上にまつげが抜けるのを予防し、健康的な成長サイクルを保つことにつながるという。
まつげの抜けすぎを防いで、長くふさふさなまつげを目指す毎日の心がけ。ボリューミーな自まつげをゲットしたいという人は、できることから取り入れてみては。(フロントロウ編集部)