マスクの長時間着用により急増している“肌荒れ”。もしかしたら、普段使っている「マスク」を変えるだけで改善できるかも。肌タイプに合わせたマスクの選び方を海外のエキスパートが伝授。(フロントロウ編集部)

肌タイプに合ったマスクを選ぶには?

 新型コロナウイルスの影響により、すっかり日常生活の必需品となったマスク。しかし、長時間マスクを着用する機会が増えたことにともない、肌荒れやニキビなど肌トラブルに悩む人も増えている。

 そんな困ったマスク荒れを解消するために、さまざまな美容情報やスキンケア製品があふれるなか、意外と見落とされがちなのが「マスク本体」。

画像: 肌タイプに合ったマスクを選ぶには?

 実は、セレブを手掛けるフェイシャリストのナタリー・アギラールよると、肌タイプによってスキンケア製品が異なるように、自分の肌タイプに合ったマスクを選ぶのことも重要だという。そんな自分の肌タイプに合わせたマスクの選び方を米Popsugarで紹介した。

乾燥肌:綿100%のマスク

 ナタリーによると、マスクによる刺激を受けやすい乾燥肌の人のマスク選びで重要なのは「通気性」。

 ナタリーは「乾燥した肌はマスクの刺激を受けやすいの。そもそも乾燥肌の人は、すでに肌が乾燥しているのに、マスクをしていると暑くなって汗をかくでしょ?汗には塩分が含まれているから、余計に肌を乾燥させちゃう」と話し、通気性の良いマスクを選ぶのポイントだという。

 そんな乾燥肌の人にナタリーがオススメしているのは、コットン100%のマスク。ナタリーは「コットンは通気性がよくて肌に優しく、使い捨ての不織布マスクよりも吸湿性が良いの」と話している。

ニキビ肌:綿100%、シルク、レーヨンのマスク

 マスクを着用するようになってから肌荒れ、ニキビができやすくなったという人は、できるだけ柔らかく、肌の表面を刺激しない天然素材のマスクを選ぶのがベスト。

 ナタリーは「軽量で、柔らかく、通気性があり、汗を吸収するマスクを選んでみて。できれば、綿、シルク、レーヨンなどの天然素材でできているものがいいね。ナイロン、スパンデックス、ラテックスなどの合成繊維は肌を刺激しやすく、すでに敏感になっている肌をさらに刺激して、炎症を引き起こす可能性があるの」と説明。

 また、ナタリーは「ポリエステルや合成繊維で出来たマスクはオススメしないかな。これらの合成素材は天然繊維ほど通気性がよくなく、化学繊維でアレルギーを引き起こすこともあるから」ともつけ加えた。

敏感肌:綿100%、シルクのマスク

 マスクの摩擦や刺激を受けやすい敏感肌の人には、乾燥肌と同様にコットン100%のマスクや肌さわりの良いシルク製のマスクがオススメとのこと。

 また、マスクを選ぶときにもう1点気をつけたいのが、マスクのフィット感。ナタリーは「敏感肌の人がつけるマスクは、刺激を避けるためにも、完璧に顔にフィットしている必要があるの。きつすぎたり、重すぎたり、厚すぎたりするものはNG。とくに、鼻や頬に跡がつくようなことはあってはいけないわ」と忠告。

 ナタリーいわく、跡が残るようなマスクを使用し続けると、その部分が赤くなったり、場合によっては痛みが生じる可能性があるそうで、とくに敏感肌の人は避けるべきだと話している。

 自分の肌タイプに合ったマスクを見つけることができれば、肌荒れやニキビからも解放されるかも。ぜひプロの意見を参考にして、快適なマスク生活を送ってみては。(フロントロウ編集部)

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