これまで無観客で試合を行なっていたNBAが、観客を入れて試合を開催するにあたり、新型コロナウイルスを検出するコロナ探知犬を導入。マイアミ・ヒートの試合でコロナ探知犬がデビューした。(フロントロウ編集部)

コロナ探知犬を導入

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、多くのスポーツが無観客試合を行なってきたけれど、徐々に観客を入れて試合をスタートしている。そんななか、NBAのマイアミ・ヒートが本拠地であるアメリカン・エアラインズ・アリーナで行なう試合で、新たなチャレンジをした。

画像: コロナ探知犬を導入

 それは、麻薬探知犬ならぬコロナ探知犬の導入。コロナ探知犬はヘルシンキやサンティアゴなどの空港ですでに導入されており、検査が数十秒で終わるため現地では重宝されているそう。そうなると気になるのは精度だけれど、ヘルシンキ大学のアンナ教授は、「彼らは(新型コロナウイルスの検出に)とても優れている。100%の精度に近い」とロイター通信に語っている。

 そのため久々に観客を入れて試合を行なうマイアミ・ヒートは、試合会場でのクラスターを防ぐための一環としてコロナ探知犬を導入し、早速デビューを果たした。ファンはアメリカン・エアラインズ・アリーナへ入場する前にテントの下に間隔をあけて並び、コロナ探知犬が臭いをかいで、新型コロナウイルスに感染しているかどうかを識別。もしコロナ探知犬が新型コロナウイルスを検知すると、その場に座るように指導されているよう。

 ちなみに犬アレルギーや犬が恐い人には、抗体検査を行なうというオプションも用意されており、そちらは検査に45分かかるという。(フロントロウ編集部)

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