オンライン授業で“当てられたくない”と考えた1人の生徒が考えついた「対策」が、真似してみたくなる。(フロントロウ編集部)

オンライン授業で答えることから逃げる方法

 2020年の初め頃から感染拡大が始まった新型コロナウイルスによって、人々が新しい様式で日々を過ごし始めてから、1年が経とうとしている。ニューノーマル(New Normal)な日々のなかでは、インターネットの便利さを感じることが多い。

 そのなかでも多くの人が利用しているものといえば、Zoom。いまや会議だけでなく、多くの子供たちもZoomで授業を受けているけれど、イギリスに住むある男性の教師である妻が受け持つ生徒は、ある賢い方法で、“当てられないように”対策しているという。

 「私の妻は教師なんだけど、Zoom授業の時に名前を“Reconnecting(接続中)”に変えている子供が1人いるらしい。そうすれば質問で指されることがないからって。それをもう数週間やってるそう。その子はもう勉強の心配をする必要はないよね。だってすでに本物の天才じゃないか」

 教室での授業で先生に指されたくない時には、下を向いたりして目を逸らして当てられないようにしたことがある人は多いはず。そして、だからこそ逆に指されたり…。

画像: オンライン授業で答えることから逃げる方法

 しかしオンラインでの授業に“接続中”の文字が表示されれば、先生も別の生徒に質問するだろう。インターネットネイティブならぬ、オンライン授業ネイティブな世代の子供が編み出した対策法は、頭が良すぎると大きな話題に。授業を受けることは大事だけれど、何かしらの理由から参加したくなかったZoomでの集まりには使えるかも?

 ちなみに、男性がツイッターで明かしたところによると、その生徒はしっかりと「Reconnecting…」という風に文字の最後に点々もつけているそう。その方法に気がついた別の生徒も同じことをしようとしたのだけれど、スペルが間違っていたため、すぐにバレてしまったとのこと。

Zoomの使用があだとなった出来事も

 最近では会議や授業のほかに、映画やドラマのオーディションがZoomで行なわれることも増えている。

 駆け出しの俳優であるルーカス・ゲイジは、あるZoomオーディションを受けたところ、音声をミュートにし忘れた監督が、「こういう可哀想な人たちって、こういう狭いアパートに住んでるんだよな。彼の背後を見てみろよ。テレビがあって…」と、Zoomを通して見えた自分の家をディスっている言葉を聞いてしまった。

 その後、自分の声がルーカスに聞こえていたことに気がついた監督はすぐに謝罪したのだけれど、ルーカスはここで機転を利かし、「僕の部屋が粗末なのはわかっています。だからこそ、どうか僕にこの仕事をください!そうしたら、もっと良い所に住めますから…」「いいんです、僕は4×4ボックスみたいなアパートに住んでいるのは事実ですから。だから、仕事をください!」と畳みかけた!

 残念ながら彼はオーディションに落ちてしまったのだけれど、彼がこの出来事を収めた動画をツイッターに公開したところ、ソフィー・ターナーやジョー・ジョナス、エミー・ロッサムやパトリック・ウィルソンなど、両手でも数えきれないほどの俳優たちが、ルーカスの対応を絶賛するコメントを寄せる結果となった。(フロントロウ編集部)

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