ホラー映画『チャイルド・プレイ』のチャッキーのコスプレをした何者かが、ニューヨークの地下鉄でマスクをしていない乗客を攻撃。悲鳴に包まれた現場の様子と、その結末は…?(フロントロウ編集部)

チャッキーが現れ悲鳴に包まれた地下鉄

 ニューヨークの地下鉄に、有名ホラー映画『チャイルド・プレイ』のメインキャラクター、チャッキーのコスプレをした何者かが現れ、マスクをしていない乗客を攻撃したことが話題になっている。

 ご存知の通り、チャッキーは殺人鬼の魂が乗り移った恐ろしい人形。ホラー映画の世界では、長年にわたってアイコン的存在になっており、多くの人に恐れられている存在。

 そんなキャラクターになりきった人物が他の乗客を襲う様子がコチラ。

 ビデオの中でチャッキーは、マスクを着用していない女性の足に絡みつき攻撃。女性は必死に叫びながらそれを振り払い、席を立つも、しぶとくそれを追いかけるチャッキー。その場は騒然とした空気に包まれた。

チャッキー襲撃事件の真相

 この事件の真相は、後日米New York Postのインタビューによって、犯人自身によって明かされた。なんと、チャッキーに扮していたのはミゲルというコメディアンで、攻撃された人もそのコメディアン仲間だったという。

画像: ©️UNITED ARTISTS

©️UNITED ARTISTS

 なぜそのようなことをしたのかというと、攻撃を見ている人が被害者を助けるかどうかという社会実験をしたかったからだそう。彼は、他の乗客が彼女を助けるだろうと期待していたものの、助ける代わりにスマホで撮影することを選んだことに失望したと述べた。

 彼らは他の車両でも実験を行ったそうだけれど、結果はほぼ同じ。新型コロナウイルスが流行中のため近づきたくなかった可能性も考えられるけれど、皆、助けるよりも撮影することを選択したという。

 しかし、社会実験というより、これは明らかな迷惑行為。とくにコロナ禍という非常事態の折にわざわざそのようなことをゲリラで行なうのはいかがなものかと、当然ながら批判もあがっている。別の人が捉えた映像では、どう見てもチャッキーに扮した人が悪ノリしているようにも見える。

(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.