後見人制度をめぐり、ブリトニー・スピアーズと父親のジェイミーが争っている裁判に新たな進展。ロサンゼルス郡上級裁判所の判事が、単独で後見人を務めることを求める父ジェイミーの訴えを棄却し、今後もベッセマートラストと共に共同で後見人を務めるとする判決を下した。(フロントロウ編集部)

後見人制度をめぐり争っているブリトニーと父ジェイミー

 ブリトニー・スピアーズが後見人制度をめぐって父ジェイミーと争っている裁判で、米現地時間2月11日にロサンゼルス郡上級裁判所において最新の審問が行なわれた。

画像: 後見人制度をめぐり争っているブリトニーと父ジェイミー

 ブリトニーは2008年に精神的に不安定な行動が見られてから、父ジェイミーによる後見人制度のもとに置かれており、法的な決断は後見人の管理下に置かれている。ジェイミーに大病が見つかった2019年からは、ケアマネージャーであるジョディ・モンゴメリーがブリトニーの後見人を務めているものの、彼女が後見人を務めるのは2021年2月までとなっている。

 ブリトニーは後見人制度が続くことには前向きな姿勢を示してる一方で、父ジェイミーが復職することを望んでおらず、ジョディが継続して後見人を務めることを望んでいた。しかしながら、ロサンゼルス郡上級裁判所は昨年11月、ジェイミーを後見人から外すことを求めたブリトニーの訴えを棄却して、代わりに父ジェイミーがベッセマートラストと共同で後見人を務めるとの決定を下していた。

裁判に新たな進展、父ジェイミーの訴えが却下

 今回行なわれた審問は、父ジェイミーが投資の面において全権を握れるかなど、ベッセマートラストと共同で後見人を努めながらも、より強い権限を持てるかが争点となっていた。ロサンゼルス郡上級裁判所は今回、父ジェイミーの訴えを却下して、ベッセマートラストとはあくまで平等な権限を持つとする判決を下した。 ブリトニーは昨年12月、後見人制度が今年の9月まで延長されることが決定している。

画像: 裁判に新たな進展、父ジェイミーの訴えが却下

  ジェイミーの弁護士を務めるヴィヴィアン・L・ソリーン氏は判決を受けて次のように述べている。「私のクライアントは、ベッセマーと協力して、彼の娘が最善の利益を得られるような投資戦略を継続していくことを楽しみにしています」。

 ブリトニーは以前、る父親ジェイミーが後見人から外れない限り、今後一切パフォーマンスをしないという姿勢を示していたものの、今回の判決がその考えに影響を及ぼしたかについては定かになっていない。

 ブリトニーは先日、後見人制度をめぐる争いやメンタルヘルスの問題に迫った新作ドキュメンタリー『Framing Britney Spears(原題)』が配信され、反響が広がることとなった。(フロントロウ編集部)

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