自然に見える眉コスメの見つけ方
眉毛メイク用のコスメのカラーは、髪色を大きくイメチェンしたときをのぞいて、あまり深く考えずなんとなくで選びがち。でもあなどれないのが、この色選び。プロによると、どんな色の眉コスメを選ぶかが、いかにも描いています感のない自然な眉メイクを成功させるカギなのだという。
メイクアップアーティストであり、コスメブランドのベネフィット(Benefit)のグローバルブロウエキスパートを務めるほど、眉メイクに精通したジャレッド・ベイリーによると、自分に合った眉コスメを見つけるには、自眉毛が濃いか薄いかを基準にして色を選ぶのがオススメだという。
自眉毛の濃さで異なる、眉コスメの色選びのコツをご紹介。
薄めの眉なら自眉毛と同じ色
元々の眉毛が比較的薄いという人は、ペンシルやパウダーを使って眉毛を描き足すことが多いはず。そんな薄めの眉に合った色の選び方は、自眉毛とほぼ同じカラーを選ぶこと。
ジャレッドは、「眉毛の生え方がまばらだったりと薄めの人は、実際の眉毛のカラーと限りなく近いカラーを選ぶことで自然な仕上がりになる」と米メディアCoveteurで説明。自眉毛と眉コスメのカラーが近ければ近いほど、描いてるように見えないリアルな眉毛に見せることができるという。
ふさふさ眉なら少し暗めの色
反対に自眉毛の色とは異なるカラーを選ぶのがオススメだというのが、元々の眉毛が濃いめでふさふさな眉。ジャレッドは、「眉毛がたっぷり生えているなら、実際の眉毛のカラーよりも1~2トーンほど暗いカラーの眉コスメを選ぶようにしてみて」とアドバイス。
ふさふさの眉毛は、自眉毛と同じカラーを使ってメイクをすると、塗りつぶしたようなのっぺりとした眉に見えてしまうことがあるという。でも、あえて少し暗めのカラーを取り入れると、自然に見せながら立体感をアップできるのだとか。
眉毛と髪色に差がありすぎるときは?
ここまでで紹介した2つの選び方をしても不自然に見えてしまうことがあるのが、髪と眉の色が極端に違うとき。本来、髪と眉毛の色には大幅な差はないけれど、ブリーチを使ったヘアカラーや眉毛の脱色を行なったときには、眉が浮いて見えることも。そんなときの眉コスメの色選びについてジャレッドは、黄みや赤みといった髪のベースとなる色味に注目すべきだとアドバイス。
ジャレッドによると、ヘアカラーと眉コスメの色は、全く同じではなくても色のニュアンスを統一させることで自然な眉毛に見せることができるという。
眉毛のエキスパートが教える眉コスメの色の選び方。プロのアドバイスを参考にして、自分にぴったりのカラーの眉コスメを見つけてみては。(フロントロウ編集部)