マクドナルドがCMを通じてドライブスルー利用者に感謝
アメリカ国内だけで約1億人が視聴すると言われるNFLのシーズン優勝決定戦、スーパーボウル。驚異の視聴率を誇ることから、スーパーボウルの放送中に流れるCMは30秒で約5億円という莫大な広告料がかかることでも有名で、毎年、話題性を重視したユニークな内容のものが多い。
今年はコロナ禍で業績が悪化した影響で、これまで常連だったコカ・コーラやアウディ、バドワイザーといった大手企業がCMの放送を取りやめたが、マクドナルドは例年通りCMを放送。昨年は人気セレブの「定番メニュー」を紹介するというユニークな内容で話題を集めたが、今年は一体どんな内容だったのか?
そのCMがこちら。
「ドライブスルーを利用してくれてありがとう(Thank You For Driving Thru)」と題した30秒のCMは、お客さんが車内で歌って踊るという、米トーク番組『The Late Late Show(ザ・レイト・レイト・ショー)』の人気コーナー「カープールカラオケ」を彷彿とさせるような仕上がりに。また、CMのタイトル通り、コロナ禍においてマクドナルドで重要な役割を果たすドライブスルーとその利用者を祝福する内容になっている。
ちなみに、マクドナルドのドライブスルーは、注文するエリアに入った時点でスピーカーがオンの状態になっており、スピーカー越しに「いらっしゃいませ」と話しかける前からお客さんの声も聞こえているのだとか。
また、海外の店舗では、受け渡しミスがないようにするために写真を撮影して、車と客の顔を記録しているそうで、こちらの顔はもちろんのこと、車の中で何をしているのかも店側には“丸見え”なんだとか。(フロントロウ編集部)