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映画『キル・ビル』や『レザボア・ドッグス』をはじめ、数々の名作を生んだ映画監督クエンティン・タランティーノの作品は、複雑に入り組んだストーリーもさることながら、痛快な暴力描写も見所の一つ。そんな彼の映画で命を落としたキャラクターはどれくらいいるのだろうか?米Screen Rantの調査を元にご紹介。(フロントロウ編集部)

タランティーノ作品での死者数は…?

画像: ©︎UNIVERSAL PICTURES

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 ほとんどのクエンティン・タランティーノ作品では、画面に登場するキャラクターの誰かが命を落とす。米Screen Rantによると、その中で最も死者数が多いのは、第二次世界大戦を描いた2009年の映画『イングロリアス・バスターズ』。ブラッド・ピット、クリストフ・ヴァルツ、マイケル・ファスベンダーなどが出演した本作では、画面に写るだけで約396人の命が奪われる。

 2番目に死者が多かったのは、2012年に公開された『ジャンゴ 繋がれざる者』。賞金稼ぎに助けられた黒人奴隷が生き別れた妻を取り戻す西部劇の本作には、ジェイミー・フォックスやレオナルド・ディカプリオ、サミュエル・L・ジャクソンなどが出演。映画の中では、ダイナマイト、銃撃、犬への攻撃などで64人の死者が。

画像1: ©︎MIRAMAX

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 その次に死者数が多かったのは、2003年に公開された『キル・ビル Vol.1』。ユマ・サーマン演じる元殺し屋が繰り広げる復讐劇で、ルーシー・リュー演じる殺し屋オーレン・イシイの部下ら62名が無残にその命を散らした。

 4番目に死者が多かったのは、2015年に公開された『ヘイトフル・エイト』。この作品では、20人の命が失われている。猛吹雪の中閉じ込められた8人が繰り広げる密室の西部劇である本作には、サミュエル・L・ジャクソン、カート・ラッセル、ティム・ロスなどが出演した。

 『ヘイトフル・エイト』の次に来るのが2004年公開の『キル・ビル Vol.2』。本作では主人公が習得した武術の必殺技、「五点掌爆心拳」を含む斬新な攻撃で13人の死者が出た。

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 6番目に死者数が多かったのは1992年公開の『レザボア・ドッグス』。ティム・ロスがメインキャストの本作では11名が犠牲に。それに続いて1994年の『パルプ・フィクション』では8名、2007年公開の『デス・プルーフ in グラインドハウス』では6名が亡くなっており、そのほとんどの原因が車の衝突によるものだった。

 そして一番死者数が少ないのが1997年に公開された『ジャッキー・ブラウン』と2019年に公開された『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で、その数は4名。『イングロリアス・バスターズ』に比べるとかなり少なく感じるけれど、全作品中で1人も人が死なない作品はないということがわかった。ちなみに、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の死者にはブラッド・ピットが演じたクリフ・ブースの妻の死もカウントしている。

 タランティーノ監督はこれまでに9作品の映画を制作しており、10作目を制作したら監督を引退すると宣言している。今後のタランティーノ監督作品はいったいどんな作品になるのだろうか。(フロントロウ編集部)

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