イギリスを代表するロックバンドのクイーンとシンガーのアダム・ランバートが、楽曲のレコーディングを行なっていたことが明らかになった。（フロントロウ編集部）
クイーンとアダム・ランバートに幻の曲があった
2014年から一緒に世界中を周ることになったイギリスのロックバンド、クイーンのブライアン・メイとロジャー・テイラー、そしてシンガーのアダム・ランバート。3人はクイーン+アダム・ランバートとして活動を行なっており、2019年からは新型コロナウイルスの影響で延期されているもののザ・ラプソディーツアーを開催して全世界を周わっている。
一緒にツアーは周わっても、クイーンとアダムは2020年5月にクイーンの代表曲である「We Are The Champion（邦題：伝説のチャンピオン）」の歌詞をアレンジした、新型コロナウイルスと闘う人たちを称える楽曲「You Are The Champion（ユー・アー・ザ・チャンピオン）」以外は、新曲をリリースすることはなかった。
しかし、クイーンとアダムがアメリカツアーを行なっていた際、ナッシュビルのスタジオで一緒に楽曲を収録していたことをブライアンとロジャーが米Classic Rockで明かした。
ロジャーはアダムとレコーディングしたことについて「僕たちはレコーディングをしたんだ。まだ完成してないけれど。なんていうタイトルか思い出せない。僕たちはまだそれを何と呼ぶべきか話し合っていたと思う」と、実際に楽曲は存在していたことを語った。
また、楽曲はブライアンの友人からもらったものだったようで「挑戦しようとしていた楽曲は友達からもらったものだったんだ。素晴らしい楽曲になりそうなベースがあったけれど、僕たちはできなかった。そこまで辿りつけなかったんだ」とブライアンも話した。
完成こそしていないけれど、クイーンとアダムが挑んでいた幻の楽曲。いつかクイーン+アダム・ランバートとしての楽曲を聴きたいと思うファンも少なくないのでは。（フロントロウ編集部）
