「肌悩み」で考えるファンデの選び方
ファンデーションを選ぶときのポイントは、カバー力やヨレにくさ、好きな質感や仕上りなどいろいろあるけれど、もうひとつ覚えておきたいポイントがある。それは、肌悩みに合わせて選ぶこと。
ニキビや乾燥など、肌の悩みは人それぞれ異なるけれど、この悩みに合ったファンデを選ぶことで、肌をより美しく見せられるのだという。自分の肌にはどんなファンデーションが合っているのか、プロが教えるその選び方をご紹介。
ニキビ、ニキビ跡が気になる
ニキビやニキビ跡が気になる肌にとって、ファンデで大切なのはやっぱりカバー力。でもそれ以外にも、肌をなめらかに見せるファンデを選ぶことも大切なポイントだという。
メイクアップアーティストのクリスティン・チョウは、「ニキビやニキビ跡を目立たせないためには、カバー力はもちろん、肌の凹凸を埋める効果があるファンデを選ぶことが重要」と米メディアChatelaineで説明。凹凸感をカバーしてなめらか肌に見せるには、ほどよくマットでありながら、コクのあるクリーミーなファンデがピッタリ。逆に、ウォータリーな薄づきファンデは、肌の凹凸感がそのまま見えやすいためオススメしないそう。
そのほかにも、ラメやパール入りのファンデもニキビ肌のカバーには不向きで、このタイプもラメやパールが光を反射することで肌の凹凸が目立ってしまうという。
乾燥が気になる
乾燥が気になる肌のファンデ選びでは、保湿成分がたっぷり入ったものはマストだけれど、もうひとつ大切なのがトーンアップ効果。
その理由についてクリスティンは、「肌は、乾燥しているとくすんで見える傾向にあるから、ぱっと明るく見せてくれるトーンアップ効果のあるファンデを選んでみるといい」とアドバイス。また、肌が乾燥することでファンデがシワに入り込むことも多いため、シワに入りこみにくいみずみずしく軽いタイプを選ぶことも重要だという。
テカりが気になる
肌がテカることが悩みなら、選ぶべきはオイルフリーのファンデーション。多くのファンデに含まれる油分は、肌をしっとりとさせる働きがあるものの、テカりやすい肌にとっては、むしろテカりを加速させてしまうことも。
クリスティンは、「オイルフリーのファンデなら、過剰なテカりを予防してくれるから、抜群にテカりにくくなるはず」と説明。さらに、薄づきのファンデやツヤっぽく仕上がるファンデも肌のテカりが目立ちやすいそうで、なるべくカバー力があり、マットに近い仕上がりのファンデを選ぶのがオススメだそう。
自分の肌悩みに応じて選ぶ、ファンデーションの選び方。今のファンデに満足していないのなら、ぜひ参考にしてみて。(フロントロウ編集部)