『ワンダヴィジョン』への出演は夢が叶ったようとエリザベス・オルセン
2月19日に最新エピソードとなる第7話が配信されたマーベル・スタジオによる初のオリジナルドラマシリーズ『ワンダヴィジョン』で、主役のワンダ・マキシモフを演じているエリザベス・オルセン。
映画『マーサ、あるいはマーシー・メイ』で長編作品へのデビューを果たし、MCUへは2015年に公開された映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』から仲間入りするなど、これまで多くの名作に出演してきたエリザベスだけれど、今年1月に配信がスタートした『ワンダヴィジョン』については、特に俳優として長年の夢が叶ったように感じているそう。
英Graziaのインタビューに応じたエリザベスは今回、幼少期にはよく夜更かししてニコロデオンで夜の番組を観ていたことを明かした上で、「私は大袈裟な演技をするような子供だったの。だから、ある意味ではこの番組で、子供の頃の夢が実現できているような気もしている」と、マーベル初のシットコムとなっている『ワンダヴィジョン』に出演できているのは、よくテレビを観ていた子供の頃の夢は実現できたような気持ちだと語った。
「最も印象的なのは、スーパーヒーローである彼らの物語を、異なる年代におけるアメリカのシットコムの形で伝えるというところ」と、エリザベスは同作がエピソードごとに異なる往年の名作シットコムにオマージュを捧げていることに言及している。「物語を演劇風に伝えられるように、それぞれのシットコムのトーンに合わせているの」とした上で、エリザベスは次のように続けた。「ただし、遊び心と楽しさは残しながらね」
『フルハウス』で知られる双子のアシュレーとメアリー=ケイト・オルセンを姉に持つエリザベスは以前、米ラジオ局SiriusXMの番組『The Jess Cagle Show』に出演した際、幼少期の頃について「ミュージカルをみんなに観に来てもらっていたのは私で、2週間で完成させたミュージカルを毎年夏に3公演くらい観に来てもらっていたの」と、現在は俳優業を引退している2人の姉よりも自分のほうが演技に高い関心を持っていたことを明かしていた。
最終話となる第9話まで、残りわずかとなった『ワンダヴィジョン』。幼少期からの夢だったというエリザベスが、シットコムにオマージュを捧げる演技をいかに楽しんでいるかにも注目してみては?(フロントロウ編集部)