マスカラを組み合わせる「マスカラ・カクテル」
マスク着用の習慣化に伴い、アイメイクに力を入れることが多い昨今。なかでも、アイライナーやマスカラなどの目元をパッチリさせるアイテムを毎日のメイクに愛用している人も多いはず。
そんな、ふだん何気なく使っているマスカラだけれど、実は塗り方を少し工夫するだけで、まるでマツエクやつけまつげをしているような印象的な目元に仕上げることができるって知ってた?
その海外で話題となっているテクニックというのは、2種類の異なるタイプのマスカラを組み合わせる「マスカラ・カクテル(Mascara Cocktail)」。
ご存知の通り、マスカラには「ロング」「ボリューム」「カール」など、それぞれ求める仕上がりによってさまざまな特性があり、1本のマスカラでは全てを叶えるのは難しいとされている。
その問題を解決してくれるのが、異なるタイプのマスカラを2種類同時に使う「マスカラ・カクテル」というテクニック。実際に、長年メイクのプロたちも実践しているテクニックで、トップモデルのケンダル・ジェンナーを担当するセレブメイクアップアーティストのアイダン・キオーも、実際にケンダルのメイクに取り入れている。
米Byrdieのインタビューで、アイダンは「(ケンダルにマスカラを塗るとき)1つはロング用、もう1つはボリューム用のマスカラを2種類使っている」とコメント。マスカラを重ね塗りするだけで、見違えるほど目を大きくぱっちり見せることができるという。
しかも、そのやり方もいたって簡単なのだとか。そんな手軽に美まつげを叶えるという「マスカラ・カクテル」のメイク方法をご紹介。
マスカラ・カクテルで劇的に目力UP!
はじめに、ロングタイプのイヴ・サンローラン・ボーテ「マスカラ ヴォリューム エフォシル」をまつげに塗って土台となるベースをつくる。
次に、2番目のマスカラを塗る前に軽くまつげにルースパウダーをつける。こうすることで、マスカラにパウダーが付着して「まつげに少し厚みが出る」とアイダンは言う。
その後、ボリュームタイプのクリスチャン・ディオール・パルファン「ディオールショウ アイコニック オーバーカール」をたっぷり塗り、最後にダマをなくすためにマスカラコームでまつげを梳かしたら、マツエク並みに長い美まつげの完成!
このように2種類のマスカラを使うことで、アイダンは「羽のように軽やかで、セパレートされた美しいまつげに仕上がるよ」と話している。
ほかにも、カール&ロング、カール&ボリュームなどマスカラによってさまざまな組み合わせが楽しめるので、ぜひ手持ちのマスカラでプロのテクニックを試してみて。(フロントロウ編集部)