様々な作品が制作されてきた『スター・ウォーズ』
2015年に公開された映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』、2017年の『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』、そして2019年の『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』からなる『スター・ウォーズ』続3部作では、あのキャラクターたちの子供や孫など、次世代のキャラクターたちが活躍した。
続3部作の主人公であるレイはデイジー・リドリーが演じ、カイロ・レン役にはアダム・ドライバーが起用。さらに、オリジナルシリーズからルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミル、レイア姫役のキャリー・フィッシャー、ハン・ソロ役のハリソン・フォードも出演し、ファンから大歓声となった。
また、現在はディズニープラスにて、『スター・ウォーズ』シリーズのスピンオフドラマである『マンダロリアン』がシーズン2まで配信中であり、『スター・ウォーズ』ユニバースは拡大し続けている。
デイジー・リドリー、『スター・ウォーズ』への思い
オリジナルシリーズの俳優が新作にも出たように、レイを演じたデイジーも、いつかふたたび『スター・ウォーズ』ユニバースに戻ってくることがあるだろうか? 英Empireのインタビューでそんな疑問をぶつけられたデイジーは、こんな答えを出している。
「絶対ないはないよね。私は、再登場にはいつもオープンだな。でも素晴らしいのは、『スター・ウォーズ』ユニバースは素晴らしく、巨大で、まだ話されていないことがたくさんあるということ。どのような再登場の前にも、作られるべき多くの素晴らしいものがあると思う」
自分はいつでも再登場したいとしながらも、『スター・ウォーズ』ユニバースにはまだ多くの物語が存在し、それが描かれることが先だという、完璧な答えを出したデイジー。
じつは、『スター・ウォーズ』シリーズの生みの親であるジョージ・ルーカス監督は、もし彼が3番目の3部作を手掛けていたら、それは『スター・ウォーズ/ファントム・メナス』で言及され、しかしファンから嫌われたミディ=クロリアンなどの微生物の世界についてだったと、『ターミネーター』の生みの親であるジェームズ・キャメロン監督と2018年に『James Cameron’s Story of Science Fiction』で対談した際に明かしている。
しかしルーカス監督は、自身の映画制作会社ルーカスフィルムを2012年にディズニーに売却したため、2015年から2019年にかけて公開された続3部作の制作には直接は関わっておらず、ルーカス監督の構想も実現していない。
デイジーはルーカス監督の構想を思い浮かべて話したわけではないと思うけれど、その回答は『スター・ウォーズ』ファンにとっては納得できるもの。これからも『スター・ウォーズ』ユニバースが、ファンを楽しませてくれることに期待。(フロントロウ編集部)