自然な血色感をキープしてくれる「リップティント」
新型コロナウイルスの影響にともない、マスクの着用が習慣化している昨今。長らく続くマスク生活でメイクの仕方にも変化がおき、とくにマスクに付着しやすい「口元のメイク」は簡略化されてしまうことが多い。
しかし、ふとマスクを外した瞬間に唇の血色の悪さが目立ったり、唇の乾燥や縦じわが気になったりする人もいるのでは?
そんなマスク着用時のリップメイクに便利なのは「リップティント」。リップティントとは、唇の角質自体を染め上げて唇に色素を定着させるリップコスメのことで、色持ちが良いのが特徴。
米ビューティブランドThe Organic Bunnyのクリエーターであるアマンダ・ジョーも「(リップティントは)リップメイクをより長持ちさせたい、マットな仕上がりが好みという人に適している」と米Well+Goodでコメント。さらっとした仕上がりで、マスクメイクにもオススメだという。
リップティントを長持ちさせるコツ
もともと色持ちが良いのが魅力のリップティントだけれど、マスクを着用する際は少しだけ工夫が必要。というのも、マスクの中は蒸れや摩擦が起きやすく、たとえ落ちにくいリップティントでもマスクに付着することがあるからだという。
その対策として、セレブメイクアップアーティストのローレン・ダメリオがオススメしているのが、セッティングスプレーを使うこと。ローレンは「セッティングスプレーをマスクの内側にスプレーすれば、リップメイクがマスクに移らなくなるよ」とアドバイスした。
プロがオススメするリップティント
そんなプロが愛用しているリップティントの中でも、とくにオススメしているアイテムを2つご紹介。まだ持っていないという人は、ぜひチェックしてみて。
クラランス「ウォーターリップ ステイン ウォーター」
1つめのアイテムは、クラランスの「ウォーターリップ ステイン ウォーター」。フレッシュで軽いウォーターベースタイプのマットフィニッシュのリップティントで、唇を乾燥させずに発色の良いリップを叶えてくれる。
また、クラランス独自の植物成分によるアンティポリューションコンプレックスが、大気中のチリ、ほこり、乾燥などの外的刺激から唇を保護。カラーは、ローズウォーター、オレンジウォーター、レッドウォーター、バイオレットウォーターの4色を取り揃えている。
ベネフィット・コスメティクス「ベネティント リップ & チーク ステイン」
2つめのアイテムは、ベネフィット・コスメティクスの「ベネティント リップ & チーク ステイン」。リップにもチークにも使えるリップティントで、透けるような自然の発色が特徴。頬や唇にのせるだけで、まるで素肌からにじみでたような、ほんのりとした血色感を演出してくれる。
カラーは、ポピーピンク(posietint)、ローズ(benetint)、ブライトチェリー(gogotint)、マンゴー(chachatint)、ファイアリーレッド(lovetint)の5色がラインナップ。セレブからも人気が高いアイテムでも知られ、女優のニコール・キッドマンやエイミー・アダムスなども愛用しているという。
たとえマスクから見えなくても、やっぱりリップを塗るだけで気分が上がるもの。色持ちの良いリップティントで、マスク生活を快適に過ごしてみては。(フロントロウ編集部)