クッションファンデはどう塗るのが正解?
ここ数年で一気に人気が高まっているファンデといえば、クッションファンデ。とくに昨年以降は、マスクの着用が欠かせなくなったことから、手軽に持ち運べてささっと塗り直せると高く評価され、その人気は今やリキッドやパウダーといった定番のファンデに並ぶ勢いとなっている。
とはいえまだまだ歴史が浅いため、どんな風に塗るといいのかはよく分かっていないという人も多いはず。メイクアップアーティストのラリー・イオは、「簡単に見えるクッションファンデだけれど、美しく均一に塗るにはちょっとしたコツが必要なんだ」と米Honey jarretで話し、クッションファンデをキレイに仕上げるコツを明かした。
一度に液をつけすぎない
リキッドがしみこんだクッションにパフを押しつけて使うクッションファンデは、つい強く押しつけてしまいがち。でもこの使い方は、必要以上に多くのファンデがつくことになり、結果的に厚塗りに見えるため、避けたほうがいいのだとか。
ラリーは、「液を浸すときに強く押しつけず、そっと押しつけて顔全体に塗り、足りない部分があればそこだけを後から重ねるようにしてみて」とアドバイス。そうすることで、厚塗り感を防いでキレイに仕上げることができるそう。
ポンポン叩くのは顔全体に広げてから
パフを使って肌をポンポンと叩くのは、よく知られているクッションファンデの使い方だけれど、このステップは一旦ファンデを広げてから取り入れるのがベスト。
ラリーによると、ファンデを浸したパフをそのまま顔に叩きつけると、最初に触れた部分だけが濃くなってムラができてしまうという。ムラなくキレイに仕上げるには、まんべんなく顔全体に広げてから、なじませるためにポンポンと軽く叩くことがポイントだそう。
細かい部分はパフをたたんで塗る
クッションファンデに付属しているパフは、面が広く一度に広い範囲に塗ることができる一方で、塗るのが難しいのが、鼻周りや目元、口元など細かい部分。でもこの部分にもキレイに塗るコツがあるのだとか。
ラリーは、「塗りにくい細かい部分は、パフを半分に折りたたんだ状態で塗ると、塗り残すことなくしっかりと塗れるよ」と説明。パフを折りたたむことで、細かい部分にもフィットしやすくなり、ムラのない均一な仕上がりになるという。
クッションファンデをキレイに塗るちょっとしたコツ。特別なアイテムや難しいテクニックも不要なので、ぜひ取り入れてみて。(フロントロウ編集部)